EC利用者、Webのみの人は「楽天市場」アプリのみは「Amazon」が主流で傾向差【MMD研調べ】
MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、「ECサイトとアプリに関する利用実態」に関する調査結果を発表した。18歳~69歳の男女7,000人に予備調査を行い、本調査ではメインがECアプリのみの利用者127人から回答を得ている。
EC利用者、「Webのみ」20.6%、「アプリのみ」9.6%、「併用」69.9%
まず7,000人を対象に「ECをWebとアプリのどちらで利用するか」を聞くと、「Webのみ」16.9%、「アプリのみ」7.8%、「Webとアプリを併用」57.3%、「両方利用していない」18.0%だった。
これをEC利用者5,737人に限って利用比率を再集計すると、「Webのみ」20.6%、「アプリのみ」9.6%、「Webとアプリを併用」69.9%となる。年代別では、「Webのみ」は60代33.5%が最多、「アプリのみ」は10代16.0%が最多、「Webとアプリを併用」は20代76.9%が最多だ。利用デバイスの偏りが見てとれる。
メイン利用しているECサービスを具体的に見ると、Webのみ利用者では「楽天市場」41.9%が最多、アプリのみ利用者では「Amazon」44.0%が最多、Webとアプリ併用利用者では、Webだと「Amazon」31.7%、アプリだと「楽天市場」32.2%が最多になるなど、わずかながら利用傾向に差異が見られた。
メインがECサイトのみの利用者に「ECアプリを利用しない理由」を選択式で聞くと、「Webで十分だから」42.8%、「Webの方が使いやすいから」39.9%、「アプリの画面が見にくいから」21.7%が上位だった。
一方メインがECアプリのみの利用者に「ECサイトを利用しない理由」を聞くと、「アプリの方が使いやすいから」37.8%、「アプリで十分だから」29.1%、「アプリのほうがお得だから」18.9%が上位だった。アプリではポイント優遇施策などを使いこなしているユーザーが存在する。
調査概要
- 【調査対象】<予備調査>18歳~69歳の男女、<本調査>メインがECアプリのみの利用者
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2023年1月1日~5日
- 【有効回答数】<予備調査>7,000人<本調査>127人
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