最近見かける「ChatGPT」とは? 利用したい理由・利用しない理由が明らかに【LINE調べ】

ChatGPT自体の認知は、全体の約3割。女性より男性のほうが高い傾向。

LINEは、「ChatGPT」(チャットジーピーティー)に関する調査結果を発表した。ChatGPTの認知や利用意向などについて1,056人から回答を得ている。

ChatGPTは、人工知能の研究所であるOpenAI社が開発した、人間と自然な対話ができるAIサービス。2022年11月に公開され、2023年3月中旬には最新版となるバージョン4.0(ChatGPT-4)が公開された。ChatGPT-4は、さらに思考力がアップしたと注目を集めている。基本機能は無料で利用可能。

ChatGPTサービス画面

ChatGPTを利用したい理由・したくない理由

まず「ChatGPT」の認知(知っているか、使ったことがあるか)を聞くと、「知らない」が69.7%。「知っているし、使ったことがある」4.8%と「知っているが、使ったことはない」25.5%を合わせて、認知が3割超となる。

男女年代別でみてみると、男性20代・30代は4割台とやや高く、特に男性20代では「知っているし使ったことがある」15.7%だった。逆に総じて女性は低い。

利用意向については、「ぜひ利用してみたいと思う」9.2%、「機会があれば利用してみたいと思う」33.2%で、男女年代別でみると、男性のほうが「ぜひ利用してみたいと思う」が高い。

「ChatGPT」を今後(も)利用してみたい理由・利用してみたいと思わない理由を聞くと、「便利」「人工知能が実際に使えるか確認」「自分で調べるより簡単」あるいは「魅力を感じない」「利用シーンをイメージできない」「関心がない」といった意見があがっている。

なお「実際にChatGPTを利用したことがある人が、どんな質問をしたことがあるか」を聞くと、「数学の解き方」「一人暮らしの心得」「K-POPアイドルのメンバー」「携帯電話料金プランの変更手続き」「森林・林業についての専門的な質問」など幅広い事例があがった。

調査概要

  • 【調査対象】日本全国の15歳~69歳の男女
  • 【調査時期】2023年3月6日~7日
  • 【調査方法】LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
  • 【有効回収数】1,056サンプル

※2023年3月30日追記:記事の初出時において、無関係な画像も掲載されていたため削除いたしました。申し訳ございません。

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