Snowflakeがより深いインサイト抽出に向けた新たな大規模言語モデル(LLM)を発表

「Snowflake」の機能を強化、さまざまなデータの価値のスムーズな創出が可能に

データクラウド事業の米国Snowflakeの日本法人、スノーフレイクは、米国本社がより深いインサイト抽出に向けた新たな大規模言語モデル(LLM)を6月27日に発表した、と6月28日に公表した。企業はプラットフォームの高速化やパフォーマンスの向上を継続しながら、自社のさまざまなデータの価値をスムーズに創出できるようになるという。

同社が展開するクラウドのデータプラットフォーム「Snowflake」の機能を強化する。Snowflakeは構造化データと半構造データが一元的に管理できる単一統合プラットフォーム。新たなLLMは、ドキュメントの理解を助けて非構造化データの活用が可能になる。Snowflakeの組み込みソリューション「Document AI」の自然言語処理で実現する。

データは今後、文書、画像、動画、音声といった非構造化データになると予想される。企業はこうしたデータを膨大に保存している一方、価値あるインサイトの抽出は現在、エラーの可能性もある手作業が必要で、技術を持つ人的資源も限られる。新たなLLMはこうした課題を解決し、Document AIで文書の価値を理解して抽出できるようにする。

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