民放番組配信「TVer」の12月の月間ユニークブラウザ数が3129万と初の3100万超え
CTVでの再生数が増加、アニメ特集やスポーツのライブ配信コンテンツなども貢献
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民放公式テレビ番組配信サービス「TVer(ティーバー)」を運営するTVerは、12月の月間ユニークブラウザ数(MUB)が3129万となり、初めて3100万超えた、と1月17日発表した。前年同月比では約124%だった。月間再生数も3億9800万回を突破して前年同月比約150%。インターネットに接続したテレビ端末のCTV(コネクテッドテレビ)での再生数が増えた。
12月のCTVでの再生回数は約1億1500万回で前年同月比約162%。TVerは全体の約3割がCTV経由で視聴される。CTV経由は番組完再生率(再生を始めた番組を最後まで見る割合)が71%あり、パソコン・スマートフォンでの約6割を上回る。テレビ広告の完再生率も97%と高い。CTVでTVerを同時に複数人で視聴する「共視聴」割合は1番組平均で1.5人ある。
12月のMUBが伸びた要因は、年末の特別番組の配信に加えてアニメ特集の展開が大きく、「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「進撃の巨人」など約50の人気作を配信した。このほか「柔道グランドスラム東京2023」のオリジナル実況中継や「高校サッカー」全47試合と関連コンテンツを例年以上にライブ配信したことで新規利用者が増えた。
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