Webサイト運営の担当部署は営業?広報?総務? 「兼任Web担当」の実態を調査【インフォネット調べ】
インフォネットは、「兼任Web担当のサイト運営」に関する調査結果を発表した。サイト運営をしている非専門人材/兼務人材101人が回答している。
サイト分析したいが「ツールを使いこなせない」「どの数値を見ればいいかわからない」の声
まず全体に「自身の職種」を聞くと、「総務」25.7%、「営業」15.8%、「マーケティング」10.9%が上位。Web専門部署がない場合、総務人材が兼任することが多いようだ。「広報」は意外にも低く3.0%にとどまる。なお法務、財務、SDGs/ESG推進室はゼロだった。
「サイト分析を行っているか」を聞くと「行っている」62.4%、「行っていない」30.7%、「わからない」6.9%と6割超が実施。実施している63人に理由を聞くと、「サイトのパフォーマンス向上につなげるため」63.5%、「サイトの問題点を把握するため」54.0%、「ユーザーのニーズ解析のため」54.0%が上位だった。
一方実施していないとした31人に「サイト分析を行う必要性を感じているか」を聞くと、「非常に感じている」6.4%、「やや感じている」45.2%とあわせて半数を超えており、兼任だからと放置せず必要性を感じている人が多い。具体的に「サイト分析を行っていない理由」を聞くと、「分析用ツールを使いこなせないため」22.6%のほか、「どの数値を見ればいいのかわからないため」「数値から意味を読み取れないため」「分析の何から始めるべきかわからないため」いずれも16.1%という声があがった。
なお「1週間あたりのサイト運営関連業務にかけている時間」を全体に聞くと、「4~6時間未満」29.7%が最多。「2~4時間未満」21.8%がそれに続く。「特に時間がかかっていると感じているサイト運営関連業務」では、「サイトの運用」49.5%、「サイトの分析・レポート」39.6%、「コンテンツ制作」38.6%、「分析・レポート結果の報告資料作成」30.7%が上位だった。GA4以上に簡易でわかりやすい分析ツールのニーズがありそうだ。
調査概要
- 【調査対象】サイト運営をしている非専門人材/兼務人材
- 【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 【調査時期】2023年12月4日~5日
- 【有効回答数】101人
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