検索ランキングのグラフが美しい山脈に

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「Vince's Change」について

3月初旬、GoogleのSEOスパムチーム責任者であるMatt Cutts(マット・カッツ)氏が、最近行ったGoogleランキングアルゴリズムの変更について、動画にて説明を行いました。
Googleは毎年、およそ300~400程度の検索アルゴリズム(検索結果を算出するプログラム)の変更を行っているようなのですが、今回行われた変更について、開発に関わったGoogle社員の名前を文字って「Vince's Change」と名前をつけたそうです。

おちゃめなニックネームを付けていますが、おそらくこの変更がもたらしたであろう、面白い検索結果ランキングの変動を見つけましたのので紹介したいと思います。

対象となる検索ワードは、月間平均検索数が約15,000回(月に15,000回このキーワードで検索が行われるということ)です。

折れ線グラフにまとめてみると一目瞭然なのですが、ランキング変動が数日単位でガックンガックンですw

ちなみに山の頂点が1位で、谷の末端が100位です。

特にビジネスに利用しているキーワードではなかったので、こんな風に気楽に笑い話的にご紹介できますが、もし仮にビジネスに利用していたとしたら、冷や汗ダクダクで冗談になんてなっていないでしょうね!

他にも、同様にガックンと下がったり、グイーンと上がったりとしているキーワードはあるのですが、こんなに顕著にジグザクしているのは絵的に面白かったので、取り上げさせていただきました。

Googleの葛藤を見ているようで、何だかちょっと感慨深くも!

Googleは今回の変更について、対象クエリは全てではなく、ごく一部の検索に対してのみ適応されており、ロングテールキーワードでの検索には、ほとんどと言ってよいほど影響を与えないと名言しています。

僕が施策していたキーワードが、この「ごく一部」に該当したということなのでしょうか?

ただ、米国先行のリリースということを考えると、日本に輸入されるまでには多少のタイムラグがあるのではないかと推測するのですが、微々たる変更であればほぼタイムリーなのか?
それとも、Googleの技術を持ってすれば、言語の壁などというものは瞬殺なのでしょうか?

対象としてみるにはあんまりですが、Yahoo!のインデックスアップデートは同様に米国発が大多数です。(たまに日本独自のアップデートもあります。激レア!)
こちらは、米国のアップデートより数日遅れで、日本Yahoo!に適応となります。

・・・まぁ、これが米国の検索シェアのパワーバランスの所以だったりもするのかもしれませんね。

先日、comScoreが調査発表した米国の検索シェアは、Google:63.3%、Yahoo!:20.6%といったような結果でした。美しいくらい、数字がその力関係を表していますよねw

Yahoo!検索結果ネタ

あと、こちらは別件なのですが、面白い話繋がりで、SEO関連のブログやニュースをネットで見ていたら、複数の方が似たような記事を取り上げていらっしゃいました。

どういった内容かと言いますと、Yahoo!で「外部リンク」というワードで検索を行うと、1位に「GLAY」のオフィシャルホームページが表示されるというものでしたw

「何でだよッ!」流石につっこまずにはいられませんでしたw

そして、試しに僕も検索を行ってみると、

「ケツメイシ」のサイトが表示されます。

「何でだよッ!」流石につっこまずにはいられませんでしたw

ネタとしては非常に面白いですが、検索エンジンとしてみた時は非常にマズイですよねぇ~。

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