オウンドメディアの記事制作で、ライターと意思疎通する発注の仕方
- 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
- 編集部は内容について正確性を保証できません
- 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
- 内容の追加・修正も編集部では対応できません
ディレクターバンクの烏田です。ディレクターバンクでは、オウンドメディア運用についての相談を受けることが多いのですが、その中で「ターゲットに刺さる記事コンテンツが作れていない」といった課題をお持ちの方が多いように感じています。おそらく、その課題の根底には「思った通りの記事コンテンツをライターさんに依頼できていない」という、記事コンテンツ制作に関するコミュニケーションについての歯がゆさがあるように感じます。
そこで、今回は、記事を実際に制作するライターに、思った通りの記事を上げてもらうための記事発注のポイントをご紹介します。
これまで複数のオウンドメディア運用をしてきた経験と、実際にライターとして記事制作を担当した経験を踏まえ、ライターと意思疎通する記事発注の3つのポイントをまとめました。オウンドメディア運用のヒントにしていただければ幸いです。
[1]オウンドメディアの目的、編集方針を明文化しておく。
記事制作を依頼する、オウンドメディアの目的、編集方針を明文化し、このレイヤーからライターさんと認識を共有しておくことが大切です。
ここでいう「目的」とは、例えば“ECへの新規見込み顧客の誘導”というような、こちら側の「得たい成果や企み」ではなく、あくまで、ターゲットユーザー視点で、どんな課題解決に貢献するメディアになりたいのか? というコンテンツ自体の「目的」、具体的にどういう形で「目的」を具現化していくのか、といったコンテンツの「編集方針、コンセプト」のことです。
具体的には、以下のような項目です。
- サイト名
- コーナー名
- 目的
- 編集方針
これだけだと、ちょっとピンと来ないですね。例として、ディレクターバンクのオウンドメディアの例をご紹介します。
- サイト名:WEB担当者のための見積もり相場ガイド
- コーナー名:相場レポート
- 目的:WEB担当者が、社内予算取りする時の参考となる情報の提供
- 編集方針:旬なWEB施策を取り上げ、主要事業者の予算感を調査/最安値ではなく、相場感を伝える/WEB情報のリライトではなく、事業者に電話取材する
このように、明文化されていることで、かなり記事のイメージが具体的にわいてくるのではないでしょうか。
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