Yahoo!のリスティング広告とは?集客の始め方・キーワードアドバイスツール使い方をデジマチェーンが徹底解説
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この記事の監修:広告代理店支援のデジマチェーン
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社名 | デジマチェーン株式会社 |
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会社概要 | デジマチェーン会社情報 |
こんな悩みありませんか?
「今さらだけどYahoo!の検索広告って何?」
「リスティング広告を集客に使ってみたいけど始める方法がわからない」
「キーワードアドバイスツールはどう使うの?」
ネットでなにか調べ物をする際に、Yahoo!検索結果の最上位にある広告枠のサイトやURLをクリックした経験のある方は多いと思います。
Yahoo!のリスティング広告 「検索広告」は、きめ細かいサポートをしてくれる公式ツールでのキーワード選定とターゲティング機能により、即効で商品URLや自社サイトへ誘導できる、とてもリーチ力の高い宣伝手段です。
今までローカルエリアでしかサービス提供できていなかった地方の中小企業や商店の多くが、Yahoo!の検索広告を上手に利用して、非常に低コストで潜在顧客を継続的に自社サイトに誘導して、売上向上につなげています。
今回は、Yahoo!検索広告とは何か、集客に使用するための費用、メリット・デメリット、効果的に使って集客につなげる方法をデジタルマーケティング支援ポータルのデジマチェーンが説明します。
リスティング広告(検索連動型広告)の一般的なメリット・デメリット、運用の開始方法、気をつけるべき点は以下をご覧ください。
リスティング広告】運用初心者がメリット・デメリット・費用仕組み・予算設定まで分かる基本重要解説
1.Yahoo!のリスティング広告 検索広告とは何か?
Yahoo!検索広告とは、Yahoo!検索エンジンの検索結果内に、検索キーワードに連動した広告を表示することによって集客を図る広告です。
正式名称は、Yahoo!広告のリスティング広告(検索広告)と呼ばれます。旧名称はYahoo!プロ-モーション広告の「スポンサードサーチ」でした。
リスティング広告の以下のような別の呼び方があり、基本的には同じ広告手法のことです。
- 検索キーワード連動型広告
- 検索連動型広告
- 検索広告
- 検索キーワード広告
- クリック課金
- PPC(Pay Per Click)
- P4P(Pay for Performance)
検索結果のいちばん上に掲載されるため、ユーザーの目に止まりやすく、しかも広告に関心度の高いユーザーを狙って取り込めるという、とても効果的な集客方法です。
その他のYahoo!広告については、以下の記事で詳しく説明しています。
Yahoo!広告とは?Yahoo! vs Google7つの違い・どっちがいいの?運用開始方法解説
2.Yahoo!検索広告集客に必要な費用
Yahoo!検索広告の初期費用はゼロ円で、月々の費用として数千円から始めることもできます。
広告代理店に運用代行してもらう場合には、初期費用・月額費用・手数料などがかかり、運用する広告費の20%ほどが目安です。
Yahoo!検索広告は、クリック課金型の料金設定となっており、クリック単価×クリック回数の合計額が、広告出稿にかかる費用となります。
つまり、広告をクリックされない限り、費用は全くかかりません。入札価格は1円~50,000円で設定できます。
1回クリックされた時の費用単価は、狙うキーワードの検索需要や季節などで変動し、他の入札者とのオークションで決まる仕組みです。
単価は最低3円程から、1万円近くまで上がることがあり、クリック単価の入札金額上限は広告ごとに自由に設定できます。
また、広告配信の目的に応じて入札価格が調整される自動入札や、コンバージョンをできるだけ多く獲得できるよう入札価格を調整する「拡張クリック単価機能」も用意されています。
一日あたりの出稿最大金額も調整可能なため、プロジェクトの予算に応じて柔軟に出稿可能です。
上限クリック単価(入札単価)はどのように決めればよいか?
3.集客におけるYahoo!検索広告のメリット
Yahoo!の検索広告ならではのメリットに以下の6ポイントがあります。
- Microsoftとも連携しているので掲載面が幅広い
- Yahoo!のスマホ・パソコンでの総合力を活用できる
- 無料の設定代行サービスがある
- かんたんに自動広告運用できる機能がある
- 個別カウンセリングをしてくれる
- 広告運用後も無料でバックアップをしてくれる
メリットそれぞれを説明します。
Googleのリスティング広告と比較したメリット・デメリットについては以下の記事で説明しています。
Yahoo!広告とは?Yahoo! vs Google7つの違い・どっちがいいの?運用開始方法解説
Microsoftとも連携しているので掲載面が幅広い
Yahoo!のリスティング広告は他の検索エンジンやサイトと連携しています。
例えばマイクロソフト社の検索サイトであるBingやエキサイト翻訳やエキサイトブログで有名なExciteにも広告が表示されます。
検索サービスで抜群の日本シェアを誇るYahoo!検索エンジンから潜在顧客をコンスタントに呼び込み、集客・売上向上に繋げることが可能です。
Yahoo!のスマホ・パソコンでの総合力を活用できる
Yahoo!検索広告は、ユーザーへのリーチ力がもっとも高いYahoo!JAPAN関連サイトに配信されます。
調査会社(ニールセン デジタル株式会社の調査)によると、2018年のトータルデジタル(スマホ・パソコン)利用率でYahoo!JAPANが54%(6,743万人)で1位です。
ですから、多くのユーザーから支持されているサイトだということがわかります。
Yahoo!検索広告は、たくさんの潜在顧客や見込み顧客が回遊している場所に出稿できるサービスなのです。
4.集客におけるYahoo!検索広告のデメリット
他の集客方法と同様に、Yahoo!検索広告にも以下のようなデメリットがあります。
- 広い認知にはつながりづらい リスティング広告一般
- 細かい調整をして改善する必要がある リスティング広告一般
- ネットを見ない層にはアプローチできない リスティング広告一般
- Googleリスティング広告と比較すると広告配信地域が限られている
- Googleリスティング広告と比較すると広告文で使える記号が少ない
- Googleリスティング広告と比較すると作成できる広告の数が少ない
デメリットそれぞれを説明します。
GoogleとYahoo!の広告の違い詳細については以下の記事で説明しています。
Yahoo!広告とは?Yahoo! vs Google7つの違い・どっちがいいの?運用開始方法解説
広い認知にはつながりづらい
リスティング広告は、入力した検索キーワードに連動して配信される広告であるため、宣伝したい商品やサービスにつながるキーワードをユーザーが検索しない限り、広告が目に触れることはありません。
したがって、新商品や新規サービスなど、「広い範囲に新たに認知度を高めたい」商材にはあまり適していない場合があります。
認知度の向上のためには、SEOやブログなど、他の広告手法と組み合わせてカバーしていきましょう。
細かい調整をして改善する必要がある
Yahoo!検索広告を上手に運用していくためには、広告文の考案や、キーワードのオークション入札単価や検索除外キーワード設定など、色々な要素に対してそれぞれ効果検証が重要になります。
そのため、PDCAを細かく回していくことが必要です。
少数のチームでも、初期段階までは対応可能でしょう。
しかし、広告のプロジェクト数が増えてくるにしたがって、効果検証のレポート作成や分析にかける時間が増えていきます。
ですから、自社内で初期の段階までは運用し、ある程度方向性が定まってからは専門の業者へ運用を代行してもらう企業が少なくありません。
ネットを見ない層にはアプローチできない
Yahoo!検索広告は、インターネット上のサービスなので、普段ネットを使わない人たちには全くリーチできません。
したがって、ネットを使わない層へは、チラシや雑誌広告、新聞広告などの手法を併用することでアピールしていきましょう。
5.こんなタイプの会社はYahoo!リスティング広告運用がおすすめ
Yahoo!のリスティング広告の運用が向いている会社や人の特徴を3つ紹介します。
順に説明するので、自分が当てはまるか確認しましょう。
PCユーザーを広告ターゲットにしたい
スマホではなくパソコンユーザーを対象にプロモーションしたい人におすすめです。
パソコンユーザーが使用しているブラウザはGoogleよりもYahoo!Japanの方が多い傾向があります。
そのため、掲載した広告がパソコンユーザーの目に入る確率はYahoo!を利用した方が高くなるでしょう。
6.Yahoo!検索広告の始め方
Yahoo!検索広告は公式ウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成すればすぐに始められます。
画面の指示に従って、基本情報を入力するとYahoo!ビジネスIDの取得が完了です。
Yahoo!ビジネスIDで管理画面にログイした後に広告予算、入札単価(上限クリック単価)、広告本文を設定し、最後に広告費用の支払い方法を決めます。
7.Yahoo!検索広告の効果的な集客方法
Yahoo!検索広告を効果的に運用していくうえでもっとも重要なのはクリックしてもらうことです。
以下の3点で、クリック率を上げましょう。
それぞれの重要ポイントを説明します。
キーワードアドバイスツールを活用してキーワードを探す
広告管理ツールの中にあるキーワードアドバイスツールを活用しましょう。
選んだキーワードによって広告効果が大きく変動するため、たっぷり時間をかけて勘案しましょう。
「見込み顧客や潜在顧客は多分こういうキーワードで検索するはず」という安易な思い込みに頼ってはいけません。
キーワードアドバイスツールは、検討している主要キーワードや希望入札価格、ウェブサイトのURLなどを入力すると、以下のような推定データを過去の実績に基づいて表示するツールです。
- 関連する他のキーワード
- 推定クリック単価
- 推定インプレッション数
他にもYahoo!公式ツールの中には、客観的な視点から効果が見込めるキーワードを選定できる以下のような管理ツール・レポートもあります。
キャンペーンエディターを使えば、キーワードを大量に作成をすることができ、複数の広告プロジェクトを効率化して運用することが可能です。
7.Yahoo!検索広告の集客効果を検証する
Yahoo!検索広告においては、上記サンプル画面のように公式の広告管理ツールを利用し、コンバージョン率やインプレッション数、顧客獲得単価などを調べることができます。
一般的にリスティング広告は、出稿後も検索ユーザーの反応や動向を常に把握し、日々運用を改善し続けていく作業が重要です。
例えば、見込み顧客が広告をクリックしたものの、移動後にただちにページを離脱しているのであれば、広告の文言と、リンク先のページのタイトルや説明文がマッチしていないのかもしれません。
そもそもインプレッション数が少ないのであれば、広告目的がずれていたり、ターゲティング機能の設定が厳しすぎることも考えられます。
リサーチの結果、日時やエリアを限定して配信してみたり、特定のキーワードを除外させたり、ターゲットに向けて配信要素を絞り込む必要も出てくるでしょう。
Yahoo!リスティング広告においては、広告の掲載結果に関して、広告管理ツールを利用し、コンバージョン率やインプレッション数、顧客獲得単価などの指標をもとに運用改善の方針を定めていくことになります。
なお、コンバージョンを測定する場合は、広告のリンク先サイトにて専用タグの埋め込みが必須です。
タグマネージャーを利用すれば、Webページに存在する複数の目的別タグを一元に管理することができ、日々の運用効率を上げることができます。
まとめ
Yahoo!検索広告は、関心度や購入意欲の高いユーザーを様々な要素からターゲティングして集客することが可能なため、コストパフォーマンスに大変優れた広告手法です。
また、初期費用が低く、気軽に始めることができることも大きなメリットといえます。
少人数による内製運用で回していくことも可能な集客手法ですし、得たノウハウは国内で人気の高いもう一つのリスティング広告である「Google検索広告」へも応用できるのも魅力です。
内製でYahoo!検索広告を運用してみたいという方向けの講座やセミナーも豊富ですので、そのような講座に参加して短期集中で運用技術を学ぶのも効果的です。
講座やセミナーのための時間や手間も惜しいという方は、Yahoo!検索広告のノウハウが豊富な専門の事業者へ運用を代行してもらうこともできます。
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