2019年4月にサービスを始めたアイスクリームの「HiO ICE CREAM」は、毎月異なるフレーバー2種類を送付するサブスクリプションサービスを展開。定期購入者を増やしています。
人気が集まる理由の1つが商品力。「製品で差別化できるか」。西尾氏は「表層的なマーケティング、ストーリーテリング以上に大事なこと」と強調します。
「HiO ICE CREAM」は、「少量生産・少量消費」というクラフトの概念をアイスクリームに採用。少ロット生産で実現しているのが味へのこだわりであり、それが競合との差別化につながっています。
創業者の西尾氏自らが全国の生産者を訪ね、「本当に美味しい」と確信できた素材だけを使用。「欠品OK」(西尾氏)を前提に、売り切れる量だけを買い付けて丁寧に販売するというスタイルを採用し、四季の移ろいを感じられる素材を生かしながら、フードロスへも貢献しています。
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シグネチャーフレーバー「美瑛シングルオリジンミルク」の「美瑛ミルク」を手がける生産者(左)と西尾氏(右)
こうした西尾氏のこだわりが多くのファンを惹きつけ、サブスクリプションサービスの加入者は後を絶ちません。
明日のウェビナーでは、西尾氏が美味しさを追求するために行っている3つのアプローチや、ECを「本店」としつつも、なぜ「リアルの接点作り」を重視するのかなどを探っていきます。
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オリジナル記事:D2Cでマーケティング以上に大事なこと。人気アイスブランドが語る競合に勝つ「商品力」「接点づくり」【9/17無料ウェビナー】
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