フェイスブックが、開発者リソースの不足する広告主でも「コンバージョンAPI」を迅速かつ簡単に導入できるソリューションとして、「コンバージョンAPIゲートウェイ」を提供。「コンバージョンAPI」は、ウェブイベントやオフラインコンバージョンなどのデータを、広告主のサーバーから直接フェイスブックに送信できる機能。「コンバージョンAPI」は開発者が直接実装するか、コマースプラットフォームやタグ管理サービスなどのパートナーを通じて実装する必要があったが、新たな実装手段として「コンバージョンAPIゲートウェイ」が加わった。「コンバージョンAPIゲートウェイ」なら、「Amazon Web Services」の費用やDNSレコードの設定は必要だがコーディングは不要で、「Googleタグマネージャー」と「Googleアナリティクス4」を使用した実装よりも障壁は低い。また、フェイスブックが来年から提供するプライバシーを強化した測定「Private Lift」も、「コンバージョンAPIゲートウェイ」で管理が容易になるようだ。「コンバージョンAPIゲートウェイ」については、日本ではすでにトーチライトとFLINTERSが実装を支援すると発表している。