40分でできるホームページ診断 ~最低限クリアしたい40項目のチェックシート
「見た目」や「検索エンジンで○位」ではなく
ユーザー視点で客観的に調べ直すための指標
ホームページ診断書を始めたきっかけは?
自社のサイトが本当に良いのか悪いのかを定量的に測る手法をだれでも簡単に使えるようにと考えて作りました。「サイトが良いのか悪いのか」を判断するためには、ライバル企業だとか、目的が同じ他のサイトを見ながら同じ基準で評価し、それと自分のサイトを比較して判断できるように作ってあります。
今はみなさんアクセス解析をしてサイトのパフォーマンスを評価していると思うのですが、アクセス解析でわかるのはページビュー数だとかユーザー数だとか、訪問者がたどった動線という「結果」なんですよね。でも、その結果には出ない部分もあるはずなので、アクセス解析データと併せて判断する指標として作りました。
どんな風に使ってほしい?
どこか競合と比較して、自分のサイトが優れているのか劣っているのかを、改めて実感してほしいですね。
見た目のビジュアルデザインで「何となく良い」だとか、SEOで順位が上がった下がったで一喜一憂するのではなく、ユーザー視点で客観的に調べることで、自社サイトに弱点がないかを改めて見直してほしいです。最初にウェブサイトを作ったときは気にしていても、少しずつサイトをいじっていくうちに、基本的な要素がうっかり失われてしまうこともありますから。
また、ウェブサイトのリニューアルをするときなどに、制作会社がちゃんとこういった点を理解しているかをチェックするためにも使えますね。発注する側が的確に判断できるようにする土台に使ったり、または制作会社を見極めるために質問する素材として使うのもいいでしょう。
もちろん、診断するのはサイトを改善するための準備ですから、結果をみて問題のある点は修正していかなきゃ意味がないです。このホームページ診断に含まれている項目は基本的なことばかりなので、細かくチェックしていって全部クリアするようにしたいですね。もちろん、サイトの規模感や改修の費用対効果によって優先度は付けるべきですが。
何点とれば合格でしょうか?
点数に関しては、及第点とか合格点という考え方はとっていません。漏れている点がないかをチェックする用途で使ってほしいですね。
リニューアル時の要件検討や他社との比較をするための入り口としては、特に何点で合格という考えではなくなりますね。診断で外側をチェックして、その後アクセス解析で内側をチェックして、そこからリニューアルに進むことが多いです。
実際に、当事者が認識していなかった問題点を診断書で明らかにして他社と比べることで「あ、うち悪いんだね」と現状を認識できた例も多いです。
ちゃんとできていて当然の部分をまず押さえたうえで、ユーザー視点に基づいたリニューアルを行う土台ですから、強いて合格点を設定するとしたら……満点でしょうか。
なぜ環がホームページ診断を?
そもそも環のビジネスの軸は、アクセス解析をもとにしたウェブサイトのトータルソリューションの提供です。制作、リスティング広告、LPO、ユーザービリティなど、コンサルティング全般を行っています。「使い勝手の良いウェブサイト」の足回りを全部そろえられるように、システム開発も自社で行う態勢をもっています。
以前からアクセス解析とあわせてホームページ診断はやっていたのですが、2007年ごろにアクセス解析とサイト制作という2つの仕事の軸が近づいてきたので、改めてホームページ診断という形でまとめ直したのです。アクセス解析を使った定量的な解析による現状分析は以前から得意だったんですが、デザインや要素などの定性的な部分に関して、このメソッドで強化した形ですね。
制作会社が基本を理解しているかチェックしたり質問したりするのにも使えますよね
株式会社 環
http://www.kan-net.com/
2000年2月に制作会社として設立され、「アクセス刑事」をはじめとする各種ツールを提供してきた環は、ウェブサイト制作とアクセス解析サービスを中心とし、さらにLPO、SEMやシステム開発なども併せて提供することで、企業サイトで「結果を出す」ことを旨として活動している。 2003年1月からは、7つの大学・研究所との産学共同研究により、消費者行動マーケティングにつなげていくための基礎研究を行っている。 現在同社が提供する代表的なサービスとしては、次のようなものがある。
- シビラ――アクセス解析サービス
- シビラオプティマイゼーション――LPOツール
- アクセス刑事(デカ)Pro2――低価格版アクセス解析
コメント
質問
このホームページ診断チェックシートは作動していないのでしょうか?
確認下さい。
あれれ?
編集部の安田です。
> このホームページ診断チェックシートは作動していないのでしょうか?
改めて確認しましたが、Firefox 3、IE 7、Opera、Safariで動作していることを確認しました。
うまく動きませんか? その場合、お手数ですが環境をお教えいただけますでしょうか。
ちなみに、フォーム風ですが、ボタンを押すとページは移動せずにそのまま合計得点が表示されるだけですので、まぎらわしいですね。もうちょっと変わった部分がわかりやすいようにしておかなきゃいけないですね。。。
確認しました。
>改めて確認しましたが、Firefox 3、IE 7、Opera、Safariで動作していることを確認しました。
確認しました、
僕が見たときは、たまたま何かの原因があったかも知れませんね・・・?
Re: 確認しました。
ありがとうございます。
こちらのサーバーの調子が悪いときもありますので、そのせいかもしれません。
確認、ありがとうございます。また何かうまくいかないことがありましたらご指摘くださいませ。
googleの検索結果よりこのページにアクセスするとエラーが発生します
Googleの検索で「ヒューリスティック チェック項目」と検索すると
検索結果にこのページのリンクが表示されました。(確認時は上位から4つ目)
リンク先は
http://feed.designlinkdatabase.net/feed/outsite_110028.aspx
となっています。
Firefox3.5.7及び、InternetExplorer6.0.2でアクセスすると
無数のテロップがページ内に表示され、最終的にエラーが発生します。
エラーが発生する前に、上部に表示されているフレームの右端にある[このフレームを外す]をクリックし、
フレームを解除することによりテロップの表示及び、エラー発生の回避はできるようですが・・・。
追記です。
feed.designlinkdatabase.netというデザインフィードデータベースサイト?
これがキーワードを勝手に収集しリンクを作成しているだけなのでしょうか。
そうであれば、このページ自体に全く問題はありません。
もしこの、デザインフィードデータベースというサイトと、なんらかの提供を意図的にされているのでばれば
問題を見直すことをお勧めします。
度々申し訳ないです。
検索キーですが、他のキーワードと勘違いしておりました。
「ホームページ チェック項目」での検索結果になります。
また、調べたところ
okwave.jpに同様の問題があがっておりました。
http://okwave.jp/qa/q4872550.html
feed.designlinkdatabase.netの仕様には納得できませんが、こちらのサイト様で話す内容でもありませんので
この問題につきまして無視して頂いて構いません。
お騒がせいたしました。
feed.designlinkdatabase.netのシステムそのものにつきまして、個人的に調査、追求していきたいと思います。
フィード転載サイトの件
編集部の安田です。ご報告ありがとうございます。
フィードを収拾して勝手に表示するサイトはいろいろありますが、キリがないので、あまり気にしないようにしています。
まぁ、そのせいでWeb担のフィードには記事ごとに著作権表記や元サイトリンクなどを入れるようになりましたが。
feed.designlinkdatabase.netは作りとしてはかなりアレですね。検索エンジンがこういったサイトをどんどん落としていってもらえるとありがたいのですが……。私も検索エンジンへの報告はしておくようにします。
ご指摘、ありがとうございます!