グーグルのsiteコマンドは使い物にならない など10記事(海外&国内SEO情報)
日本語で読めるSEO/SEM情報
- 個人商店がサイトでブランディングして収益を上げる方法
(かちびと.net)ローカルで経営している小さなお店や会社がWebサイトを利用して集客するときのコツを簡潔にまとめている。項目は以下のとおり。
- サイトマップ送信
- 相互リンク
- 無料ブログ
- ヤフーのサービス利用
- サイト掲載サービス登録
- コミュニティ参加
- Google Analyticsのイベントトラッキング設定方法
(SEO対策の薬箱)Google Analyticsは、今年6月初めに、イベントトラッキング機能を全ユーザーに公開した。イベントトラッキングを利用すると、ファイルのダウンロード、Flashムービーの再生、特定のリンクのクリック、フォームの送信などのイベントを詳細に解析できる。
紹介したブログ記事ではイベントトラッキングの設定の仕方と、データの見方を詳細に解説している。記事タイトルが「アフィリエイトで稼げるキーワードを見る方法」となっているが、決してアフィリエイトサイトだけにしか利用できない使い方ではない。
- SEO/SEMでのグーグル ワンダーホイール活用術
(グーグル アドワーズ ラボ)グーグルアドワーズ広告のコンテンツネットワークでキーワードをグルーピングするために、「グーグル ワンダーホイール」を賢く使う方法を指南した記事。念のために説明しておくと、ワンダーホイールとは、グーグルが今年の5月に公開した検索ツール。
アドワーズ広告での利用法だが、SEO対象サイトのカテゴリ分け、サブカテゴリ分け、個別記事のテーマ探しなどにも十分応用できる手法だ。
- 人騒がせなヤフーインデックス更新
(晴練雨読)回を追うごとに、ヤフーのインデックスアップデートは盛り上がりを増している。SEOとは無関係なブログでも取り上げられるほどだ。そろそろ次の更新の時期を迎えており、更新が始まったかのように見えた。しかし、また元に戻ってしまったようだ。
というのも、どうやら更新で検索結果に問題が生じていたようなのだ。明らかにおかしな順位変動があったり、ブラウザによっては検索結果が数件しか表示されなかったりと、かなり異常な状況だったとの報告が相次いでいる。報告したブログの1つで指摘されていた「Twitter」のヤフー検索で、公式サイトがトップどころか2位、3位にも出てこない状態を、筆者も目撃している。
もちろん、検索結果ページの問題は現在は解消されている。
- グーグルの1行表示サイトリンク
(Googleウェブマスター向け公式ブログ)このコーナーの第1回目の投稿で、GoogleのSERPで横一列に並ぶサイトリンクを「ミニサイトリンク」として紹介したのを覚えているだろうか。英語圏ではその4月16日に「ワンライン サイトリンク」という名称で正式アナウンスがされていたのだが、その記事が、Webmaster Central日本版公式ブログでも公開された。
日本語での名称は、「一行表示のサイトリンク」。正しい訳だが、個人的には、もう少し気の利いた名前にしてほしかった気もする。「一行表示のサイトリンク」の表示例は、「楽譜」などで検索すると確認できる。
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- 自然なリンクの増加ペースはどのくらいか
(SEO Book.com)SEO book.comのアーロン・ウォール氏が、自然なリンクの増やし方について解説している。彼は、リンクの増え方を3つのパターンに分けている。
- 突出型――ある時点で急激にリンクが増えるパターン。ニュース性のある記事や口コミに起因する場合はそれほど大きな問題はないが、リンク購入や質の悪い大量のリンクが原因の場合は、最悪。
- 直線型――常に一定のペースでリンクが増えるパターン。グラフにすると直線状になる。多くのサイト管理者が毎月何本と決めて、リンクを張っている。突出型ほど悪くはないが、次の幾何学型ほど良くはない。
- 幾何学型――最初はスローペースだが、毎月徐々に増加ペースが上がっていくパターン。
アーロン・ウォール氏は幾何学型を最も推奨するとして、次のように説明している。
- 有益なコンテンツがあるサイトでバイラルマーケティングをやっていないなら、もっとも自然なリンク構築方法。
- 有益なコンテンツであれば、露出が露出を呼んでどんどんリンクが増えるのが、自然な増え方の理由。
- ソーシャルネットワークも活用すれば、将来のプロモーションのための資産にもなる。
- グーグルの「site:」コマンドは、まったく使い物にならない
(WebmasterWorld)グーグル検索で、被リンクを調べる「link:」コマンドが返すのはサンプルデータであり全データを調べられるわけではないのは、よく知れている事実だ。では、インデックス状態を調べる「site:」コマンドはどうだろうか?
実は、こちらも決して信用することはできないようだ。WebmasterWorldで、「site:example.com」で検索したインデックス数が「860」だったのに対し、「site:www.example.com」で検索したインデックス数が「7,000以上」だったという投稿があった(前者はすべてのサブドメインを含むから、後者より少ないはずがない)。
フォーラム管理者のtedsterは、グーグルはlink:コマンドと同様に、SEOに取り組むウェブマスターが、競合調査のためにsite:コマンドを使いすぎるのを望まないからだろうと推測している。と同時に、グーグルはウェブマスターツールに登録した正規のサイト管理者には、バックリンクやインデックス情報を与えるようにしているとも述べている。もっとも、ウェブマスターツールも、バックエンドで大きな変更が実行されたときには、不安定になるそうだ。
- マイクロソフトがBingで仕掛けた“検索ゲーム”というマーケ手法
(Page Hunt)登場以来、なかなか好調なマイクロソフトの新検索エンジンBingが、「Page Hunt(ページ・ハント)」というゲームを公開した。提示されるWebサイトは、何という検索キーワードで検索すると検索結果の上位に表示されるかを当てるもの。指定したキーワードでそのサイトが1位表示される場合は100点、2位なら90点という具合に、5位までに表示されるキーワードを当てれば点数がもらえる。制限時間は3分。
検索品質をより向上させることが目的らしいが、このような遊び感覚のサービスを公開して話題を集めることも、マーケティングの1つなのだろうか。
- ドメイン名には"google"を入れないほうが安全
(Twitter)「googleを含んだドメイン名を第三者が使っても、グーグルは何も言わないか」というTwitterでの質問に対して、グーグルのマット・カッツ氏がつぶやいた。
そんなことはないと思う。"google"が入ったドメイン名を登録することは、間違いなく推奨しないね。Twitterは文字数が限られているためか、理由は説明されていない。商標侵害の問題があるからだろうか。筆者は以前に、Google AdSenseに同様の問い合わせをしたことがあり、その時は「
許可されていない Googleブランドの使用が含まれているサイトでは、AdSenseを利用できない
」という趣旨の回答を得た。 - Google AnalyticsをWordPressの中で見る
(MailChimp)WordPressの管理画面で、Google Analyticsのデータを参照するためのプラグインが公開された。筆者もさっそくインストールしてみたところ、確かにすぐにデータが参照できて便利だ。トラフィックの参照元や、特定の記事を投稿した日のアクセス数を簡単に知ることもできる。
ただ、英語が不得意だと最初の設定で戸惑うかもしれない。こちらのブログ記事では日本語で解説している。
なお、インストール要件は、WordPress 2.7以降、PHP5以降である。
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