パソコン環境の確認
パソコン環境の確認
さて、先に進もう。ここでは右側の[書面提出]のボタンをクリックする。下の図4のような「申告書等の印刷を行う際の確認事項」のページになる。
この確認事項の画面(図4)には、3つのチェック項目がある(図4の緑枠で囲んだ部分)。筆者のパソコン環境は、OSがWindows、ブラウザがChromeであり、ここでの推奨環境を満たしていない。試しにそのままChromeで「テストデータの表示」(赤枠で囲んだ部分)を行ってみたが、やはりうまく表示されなかった。しかし、Internet Explorer 8.0でやり直すと表示が正しく確認できた(図5)。しかし、このテストデータの表示も、新たなウィンドウが画面全体を占拠する動作で、画面が忙しいことこの上ない。3つのチェック項目(図4の緑枠で囲んだ部分)にすべてチェックを入れるか、あるいは全部を一度にチェック入れられる一括チェック(図4の青枠で囲んだ部分)にチェックを入れて、[入力終了(次へ)]ボタンをクリックして次へ進む。
住所の入力を行う
次は、「住所等入力」のページに進む(下の図6)。ここでは住所、氏名などを入力する。郵便番号を入力し、[住所検索]ボタンを押せば自動的にだいたいの住所は出てきて入力は楽だ。郵便番号入力では、はじめの3桁を入力すると、自動的に次の入力ボックスの方にカーソルが移動する作りになっているのも素晴らしい。ただ住所入力の部分では、数字の全角指定がわずらわしい。
その下の「所轄の税務署」の項目も、住所検索をすると自動で入る。確かに年に1回の納税では、所轄の税務署名まで正確に覚えているのは難しいので、住所から自動的に入力してくれるのはありがたい。まだデータの入力はあまり行っていないが、この画面の下部に[入力データを保存する]ボタンがさりげなくある(図6の赤枠で囲んだ部分)。試しにこのボタンを押すと、「申告書等作成準備データ保存」のウィンドウが新たに立ち上がり(下の図7)、また全画面を占領された。
全画面を占拠する意図は、やはりここで「閉じる」か「データ保存」か、限られた選択肢の行動に絞り込むという意図だろう。図7で[データ保存]をクリックすると、自分のパソコンにファイルとしてデータが保存される仕組みになっている。図7の下の注記には、「このファイルを直接ダブルクリックして開かないように」という指示があるのだが、ユーザーがちゃんと覚えていてくれると期待しない方がいい。また、注意の文章を読ませるだけのために、1ページ挟んで全画面を占拠する必要があるのかは疑問だ。[閉じる]ボタンをクリックし、画面を閉じて元の住所等入力のページ(図6)に戻り、[入力終了(次へ)]をクリックする。
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