電通など、秋葉原駅前の柱巻き広告と無料Wi-Fi連動システム「アキバWi-Fiシリンダー」販売
広告主が指定名称でSSIDを提供、広告主のサイトを一度見ることで無料でWi-Fiが利用可能に
2014/5/8 15:58 マーケティング/広告
電通がワイヤレス・ブロードバンドサービスのワイヤレスゲート、電通子会社で屋外広告のOOHメディア・ソリューション、業務用端末製造・販売のシーエスイーと推進する「無線LAN環境構築支援プロジェクト」は、東京都千代田区のJR秋葉原駅前に新設する屋外の柱巻き広告と無料のWi-Fiを連動させるシステム「アキバWi-Fiシリンダー」を開発し、販売を始めた、と5月2日発表した。柱巻き広告にWi-Fiのアクセスポイントを設置し、広告主が指定した名称でSSID(アクセスポイント名)を提供する。ユーザーはスマートフォンやタブレット端末などでSSIDを選んで広告主のサイトを一度見ることで、無料でWi-Fiが使える仕組み。
広告主は、柱巻き広告から自社のウェブページに直接つなげられ、ユーザーは広告を閲覧すると無料でWi-Fiが利用可能になり、双方に利点がある。広告主は、Wi-Fi経由でアクセスするページにその場だけのクーポンを設定して実店舗に誘導したり、オンラインゲームで限定アイテムを配布するなど、各種の販売促進・プロモーションが展開できる。アクセスデータを解析してどの程度のユーザーを誘導したかの分析も可能。柱巻き広告は高さ1.73m、周囲2.87mで8基設置する。掲出期間は2週間単位。秋葉原地域の魅力向上と活性化を目的に設立された秋葉原タウンマネジメントが媒体社となり、OOHメディア・ソリューションが扱う。
ワイヤレスゲート
http://www.wirelessgate.co.jp/
OOHメディア・ソリューション
http://www.ooh-ms.co.jp/
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