電通が共働きの父親とその家族をターゲットにした研究チーム「パパラボ」を立ち上げ
「ママラボ」と併せて活動、父親が育児や家事に参加する機会が増えていることが背景
2016/10/24 17:21 マーケティング/広告
電通は、夫婦が働きながら子育てをする世帯の父親「共働きパパ」の研究と、その家族をターゲットにした企業向けソリューションの開発を狙いに、研究チーム「パパラボ」を10月20日に立ち上げた、と同日発表した。母親視点からのマーケティング活動支援チームとして2009年3月に設立した「ママラボ」と併せて活動する。共働き世帯の増加に伴い、父親が育児や家事に参加する機会が増えていることを背景にする。
共働きの父親は購買力が高く、家族の消費で決定権を持ち、今後は母親だけではなく、父親もマーケティングのターゲットで無視できない存在になる、と判断した。共働きの父親は子供の教育に積極的に関与して出費を惜しむことがなく、買い物では値段が高くても品質を重視する特徴がある。パパラボでは、企業向けのソリューションとして共働きの父親と家族向けの商品開発やマーケティング活動の支援を展開する。
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