結婚、出産後も働き続けたいママを応援 Webデザインスキルを身に付けられる「MamaEdu」
結婚、出産、子育てなどのライフイベントに左右されずに、ずっと働き続けたいと考えている女性は多いのではないだろうか。
- 将来、子育てを中心に在宅で働きたい
- スキルを身に付けて、ライフイベントに合わせて仕事を選択したい
そういったニーズに応える形で、Web業界の人材育成をするインターネット・アカデミーでは、WebやITのスキルを学んで生き生きと働く女性を応援するプロジェクト「MamaEdu(ママエデュ)」を開始する。本プロジェクトは、Webデザイナーやプログラマーを育成することを目的としている。
MamaEduを開始するのに先立ち、無料セミナーを夏に開催する。無料セミナーでは、WebやITを学ぶ意義やWebデザイナーの具体的な仕事の紹介、各種給付金の紹介などを行う予定だ。MamaEduは6月からインターネット・アカデミーのサイトから順次申し込みを開始する。女性であれば誰でも参加可能。無料セミナーも同社のサイトで告知予定だ。
自分の状況に応じて仕事の量を調整できる
インターネット・アカデミーを卒業し、すでにフリーランスの在宅Webデザイナーとして働く唐沢ゆきのさんの話を伺うことができた。
唐沢さんは、結婚前社内デザイナーとして働いていたが、「将来自分がどう働いていきたいか」ということを考えたとき、「家で仕事をしながら子供を育てたい」と思っていたという。
フリーランスで働くのに必要な技術を学ぶために、同社の講座を受講。Webデザイナーとしてのスキルはもちろん、プレゼンスキルなども学んだ。6年前に結婚を機に、フリーランスとして仕事を開始し、子宝にも恵まれた。念願だった子育てをしながら在宅の仕事を始めたが、子育てと仕事の両立は難しかったという。
当時を振り返った唐沢さんは、「家事、育児、仕事すべてを完璧にこなそうとしていた。完璧にこなそうとするほど、仕事のアイデアが浮かばず、行き詰まってしまった。もうどうにでもなれ! という気持ちで仕事を1日休んで、子供とのんびり過ごしてみたら、今まで素通りしていた身近なものが仕事のアイデアにつながり、デザインの幅を広げてくれるんだ」と感じたという。
この出来事をキッカケに、全てを完璧にこなすのをやめ、仕事量を調整することで、うまく仕事と育児の両立ができるようになったと唐沢さんはいう。
フリーランスの良いところは、自分の状況に応じて仕事の量を調整できるところ。まだ子供が小さく育児に手がかかるため、企業に勤めていたときよりも収入は少ないが、子供が大きくなれば、受ける仕事量を増やせる。自分のライフステージ合わせた仕事ができることが魅力。(唐沢さん)
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