URLを入力するだけでサイトを多言語化する新機能「Spokeダウンロード版」のβ版公開

huddleの多言語支援ツール「Spoke」、固定費不要、ファイルをアップロードして公開

多言語ウェブ制作を手掛けるhuddleは、ウェブサイトを36の言語に人力・機械翻訳する同社の多言語支援ツール「Spoke」に、URLを入力するだけでサイトを多言語化する新機能「Spokeダウンロード版」を加え、β版として公開した、と6月29日発表した。各言語に翻訳されたHTMLファイルを一括ダウンロードしてウェブサーバーにアップロードすることで容易に公開できる。

ネイティブ翻訳者か人工知能(AI)の機械翻訳と、静的なHTMLを自動生成するサイトジェネレーターとなる。人力翻訳だと翻訳作業に時間がかかり、AIの機械翻訳はすぐに公開できる。従量課金制で固定費は不要。ネイティブ翻訳は1文字11円、スタンダード翻訳は同5円、機械翻訳は無料。特別なインストールや設定の必要もなく、世界に向けて集客や販路拡大を可能にする。

従来の多言語化ツールはクラウド上で翻訳コンテンツを管理して配信する手法で、クラウドと常時通信するため月額の固定費用が必要だった。飲食業や小売業など小規模サイトでは固定費の負担が重く、多言語化が遅れていたことから今回、ダウンロード版を開発した。アカウント登録不要の無料トライアルを用意した。自社のURLを入力して試すことができるようにしている。

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