10代〜30代女性のハッシュタグ検索利用率、Instagramでは8割、Twitterでも6割【コムニコ/アゲハ調べ】
コムニコとアゲハは、10代~30代の女性におけるSNSの利用や使い分けの実態を測るべく「10代~30代女性のSNS利用スタイル調査」を共同で実施した。
ハッシュタグの活用、Twitterでは今起きていることを、Instagramではこれから体験するコト・モノを検索
TwitterやInstagramでの主なハッシュタグの使い方について聞いた結果がこちら(複数回答可)。「ハッシュタグ検索は利用しない」と回答した割合(Instagram 18.6%、Twitter 38.4%)から逆算すると、Instagramでは8割、Twitterでも6割がハッシュタグ検索を何らかのかたちで利用していることになる。
Instagramでのハッシュタグの使い方としては、「趣味や関心テーマのハッシュタグからフォローすべきハッシュタグを探す」「店名/ブランド名などの固有名詞ハッシュタグで、最新情報を確認する」「店名/ブランド名などの固有名詞ハッシュタグで、写真や口コミを参考にする」がいずれも5割前後となった。
ハッシュタグ検索の使い分けについて、Twitterでは「電車の遅延情報」や「地震情報など調べる」、Instagramでは「旅行の行き先を入れて今はどういう風景なのか予習する」「場所をハッシュタグで検索してオシャレなカフェを知る」という回答が得られたという。両社はこのことから、“Twitterでは「今」起きている情報を知るため、Instagramは「これから(未来)」体験するコト・モノを知るためにハッシュタグを活用している”とまとめている。
企業アカウントをフォローする動機、1位は「ブランド/製品が好きだから」
新たに公式アカウントをフォローする(ファンになる)動機について、Facebookは40.9%、Twitterは37.2%、Instagramは47.6%の人が「ブランド/製品が好きだから」と回答している。LINEでは「無料スタンプがほしいから」(48.8%)、「クーポン等、お得な情報を得たいから」(44.1%)が上位となっている。
企業によるSNSアカウント運用への示唆として両社は、Instagramでは「役に立つ/楽しい/興味深い情報を発信している」「ブランドの最新情報・新商品情報を知りたいから」「製品を上手に活用する方法を知りたいから」が上位を占めることから、コンテンツが重視されていると指摘。また、Twitterでは「中の人(運用担当者)が好きだから」が他のSNSより高いことをポイントとして挙げた。
調査概要
- 【調査対象】Facebook/Twitter/Instagramのいずれかの内、1日1回以上利用(閲覧)するSNSが2種以上ある18歳~39歳の女性
- 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
- 【調査時期】2018年9月28日~10月3日
- 【回答者数】1,036人(学生261人、社会人775人)
- 【調査機関】マクロミル
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