Webブランド調査2020-秋冬、トップ3は前年と変わらず。「ヤマト運輸」と「カゴメ」が大幅ランクアップ【日経BPC調べ】
日経BPコンサルティングは、「Webブランド調査 2020-秋冬」の結果を発表した。2020年10月中旬に調査を行い、34,509人が回答している。
「Webブランド調査」は、全国20歳以上のインターネット・ユーザーが日本の主要500サイトを、「アクセス頻度」「態度変容:企業活動」「態度変容:製品・サービス」「行動喚起」「サイト・ロイヤルティ」「サイト・ユーザビリティ」の6つの指数で評価し、「Webブランド指数(WBI)」を算出する内容。「2018-秋冬(10月)」から調査を行っている。
総合トップ3は順位変わらず、急上昇は「ヤマト運輸」と「カゴメ」
それによると、Webブランド指数(WBI)第1位は前回に引き続き「Yahoo! JAPAN」。2位「楽天市場」、3位「Google」も順位は前回と同じだった。前回とのスコア差では、Yahoo!、楽天ともに減少しているが、とくに楽天がマイナス8.4ポイントと、大きく減少した。個別の指標では、Yahoo!は「アクセス頻度」が極めて高い一方、「態度変容:製品・サービス」のスコアは、52.7ポイントとやや低下していた。
トップ10位以内では、前回20位から8位にランクインした「ヤマト運輸」、前回30位から9位にランクインした「カゴメ」の躍進が目立つ。
インターネット専業企業サイトを除く「一般企業サイト」では、「サントリー」「ヤマト運輸」「カゴメ」が上位となった。サントリーは、ヤマト運輸やカゴメのような大幅上昇はなく、「態度変容:企業活動」を除く5つの個別指数の評価が下降しているが、「態度変容:企業活動」のスコアが前回から15.7ポイントと大きく上昇したことで、前回と同じく全体順位6位をキープした。
一方ヤマト運輸は、6つの個別指数でスコアが上昇。「運営主の事業活動、技術や取り組みに関心を持った」「運営主が気に入った、好きになった」といった評価が集中した。
「スコアの上昇率」では「ZOZOTOWN」「駅探」「ドトールコーヒーショップ」がトップ3。「ZOZOTOWN」は6つの個別指数すべての評価が前回を上回り、全体順位では前回424位から101位までジャンプアップしている。自由意見では「身長体重別の検索ができる」「カテゴリーごとに分かれているので探しやすくて良い」といった意見が見られた。
調査概要
- 【調査対象】企業や団体が運営する日本の主要500サイト
- 【調査方法】全国20歳以上のインターネット・ユーザー(日経BPコンサルティングの提携調査会社の調査モニター)がインターネット調査により評価を回答。
- 【調査期間】2020年10月9日~15日(半年ごとに年2回実施)
- 【有効回答数】34,509件
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