ベライゾンメディア・ジャパンが没入型体験を使った広告記事の提供開始、ARや3Dで表現

第1弾で同社メディア「Engadget日本版」に導入、製品への理解を促して購買意欲向上へ

米国通信大手、ベライゾンのメディア部門の日本法人でメディア・広告プラットフォーム事業を行うベライゾンメディア・ジャパンは、没入型体験を使った広告記事の提供を始めた、と3月25日発表した。AR(拡張現実)や3Dで製品を表現して関心を高め、認知度向上につなげられる。第1弾で同社が運営するオンラインメディア「Engadget日本版」に導入した。

Engadget日本版はデジタル機器の情報サイト。この広告記事によって読者は専用アプリを使うことなく、ウェブ上でAR体験が可能になり、製品の3Dモデルを実空間に配置したり、商品の細部を360度ビューで確認したりできるようになる。双方向のコンテンツを通して製品のさまざまな情報や価値が伝えられ、製品への理解を促すことで購買意欲を高められる。

この広告は、ベライゾンが世界的に展開するオンラインXR=AR、VR(仮想現実)、MR(複合現実)の総称=プラットフォームで没入型体験を提供するソリューション「Verizon Media Immersive」の一環。ベライゾンメディア・ジャパンは、米国の事例を取り入れながら日本で展開を加速させ、今後、自社運営の技術情報メディア「TechCrunch Japan」にも導入する。

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