Z世代は“人目を気にしつつやや受動的”、バリバリ働くよりマイペース重視が7割超【BIGLOBE調べ】

SDGsは若い世代ほど浸透、Z世代では「配慮した商品を買いたい」人が5割超。

ビッグローブ(BIGLOBE)は、「Z世代の意識調査」の結果として、第1弾「価値観・行動編」を発表した。自身の行動や考えの傾向、SDGs、日本の政治、仕事観などについてZ世代(18歳~25歳)の600人が回答している。

自身の行動や考え・SDGs:人目を気にしつつやや受動的

まず「自身の行動や考え」として当てはまるものを選んでもらうと、当てはまる+やや当てはまるの合計が8割を超えたのは「多様性は大切だと思う」80.7%、「イジメやハラスメントはみっともない」82.7%、「人に迷惑をかけたくない」81.0%だった。逆に低かったのは「自分の判断に自信がある」47.0%、「世の中の役に立ちたい」64.7%、「他人にあまり興味がない」63.7%などだった。人目を気にしつつやや受動的な性質が推察される。

次に「SDGs」について当てはまるものでは、「理解している」54.7%、「共感できる」59.5%、「関心がある」57.8%など、いずれも6割前後でポジティブな反応があった。「世のため人のためになることをしたい」59.5%、「SDGsソーシャルグッドに取り組む企業に好感を持つ」55%、「SDGsに配慮した商品を買いたいと思う」53.7%もほぼ同様だ。一方で、「情報収集をしている」は37.2%にとどまった。

年代別に比較するため、18歳~22歳、23歳~25歳の2層に分け、さらに30代~60代男女(200人)と比較すると、より若い世代ほどSDGsへの意識・関心が高い。

日本の政治・仕事観:バリバリ働くよりマイペース重視が7割超

「日本の政治」についても当てはまるものを聞くと、「政治に興味がある」43.5%、「支持する政党がある」36.9%などは5割を下回った。逆に「自分が投票しなくても政治は変わらないと思う」56.8%、「日本の未来に期待をしていない」59%は、5割を超えた。

さらに「仕事観」についても聞くと、「バリバリ働いて稼ぐよりマイペースに」72.7%、「仕事上の競争や優劣に興味がない」65.0%、「社会に貢献できる仕事がしたい」60.5%などが上位だった。ここでも“人目を気にしつつやや受動的”というZ世代の特徴が現れたようだ。

調査概要

  • 【調査対象】全国の18歳~25歳の男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2022年1月27日~28日
  • 【有効回答数】600人(比較対象:30~60代の200人)
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