将来なりたい職業トップ、女子小学生「パティシエ」が中学生「医師」に変化するリアル【アデコ調べ】
男子も小学生「サッカー選手」から中学生「会社員」に大きく変化。
2022/7/8 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
Adecco Group Japan(アデコ)は、「将来就きたい仕事」に関する調査結果を発表した。日本全国の小中学生が対象で1,800人(男子900人・女子900人)から回答を得ている。毎年実施しており今回で8回目。
小学生→中学生で、やりたい仕事が大きく変化
まず「大人になったらしたい仕事」を聞くと、ともに前年と同じく、小中男子1位は「YouTuber」6.1%、小中女子1位は「パティシエ(お菓子職人)」13.4%だった。男子では「ゲームクリエイター」の順位がやや下がる一方、パンデミックを受けてか「医者」が前年10位→8位にランクアップしている。女性は変動が大きく、男子同様「医者」がランクアップしたほか、前年トップ10外の「美容師」「警察官・刑事」「歌手」が上位にランクインした。
小学生に限ると、男子のトップは「サッカー選手」9.3%、女子のトップは「パティシエ(お菓子職人)」20.5%だったが、中学生になると、男子のトップは「会社員」8.7%、女子のトップは「医者」9.0%と、小学生時代から大きく変化していた。今の子どもたちは“社会性”に敏感なのかもしれない。
後に全員に「好きな教科」を聞くと、全体1位は「算数・数学」20.6%で、以下「体育・保健体育」15.2%、「図画工作・美術」13.2%が続いた。ただし算数・数学は「嫌いな教科」でも1位(24.1%)だった。「体育・保健体育」も嫌いな教科上位であり、あらためて教科の区分けに一石を投じる結果となっている。
調査概要
【調査対象】日本全国の小中学生の男女
【調査方法】インターネット調査
【調査時期】2021年12月14日~20日
【有効回答数】1,800人(各学年男女100人ずつ)
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