ネットで楽しむコンテンツ、コロナ禍が落ち着き「頻度も金額も減った」人が多数【クロスM調べ】

「外出時間が増えてネットの利用時間が減った」ことが最大の理由か。

クロス・マーケティングは、「オンラインでのエンタメコンテンツの利用変化(2023年)」に関する調査結果を発表した。コロナ禍のときと比べて利用頻度が減ったオンラインサービス、利用金額が減ったオンラインサービスなどについて、全国20歳~69歳男女1,100人が回答している。

エンタメコンテンツは頻度も金額も「減った」

まず「コロナ禍のときに利用したことがあるオンラインサービス」を聞くと、「事前に収録された動画やラジオの視聴・配信」37.4%が最多で、「リアルタイムで配信している動画やラジオの視聴・配信」27.4%、「スマホ用のアプリゲーム」26.8%がそれに続く。

コロナ禍で利用したことがあるオンラインサービス

利用頻度・利用金額の変化で見ると、「アーティストやタレントのライブ・イベント鑑賞」について、利用頻度が減ったとする人が多く、20.9%に達した(増えたは8.6%)。逆に「SNSでのコミュニケーション」は、利用頻度が増加したとした人が、減少したという人を上回った(増加:13.5%、減少:11.1%)。一方、すべての項目で、利用金額は減少を見せた。

コロナ禍と比べたときの利用頻度・利用金額の変化

自由回答をみると、外出が増えネットの利用時間が減ったこと、リアルイベントが再開したことなどが、オンラインエンタメの利用頻度・利用金額が減少した理由と推察されている。

調査概要

  • 【調査対象】全国47都道府県の20~69歳の男女
  • 【調査方法】インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
  • 【調査時期】2023年6月23日~25日
  • 【有効回答数】1,100サンプル
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