最も使われる生成AI「ChatGPT」を押さえた1位は？ SNSマーケ担当者132人に調査【ビズパ調べ】

ビズパは、広告プラットフォーム「アドクロ」利用者を対象に、SNSマーケティング業務でどのように生成AIを活用しているのかを調査した。

最も利用している生成AIは「Google Gemini」

普段利用する生成AIツールで最も多かったのは「Google Gemini」が47.0%。次いで「Chat GPT」39.4%、「Microsoft Copilot」と「DeepL Write」が同率で31.1%だった。画像生成や動画生成に特化した生成AIよりも、文章生成や翻訳を得意とする生成AIが使われているという結果になった。

利用する頻度で最も多かったのは、「週に数回」が46.2%で、次いで「毎日」が22.7%、「月に数回」が18.9%となった。

生成AIに関する情報源として、最も多かったのが「SNS」で71.7%。次いで、「セミナー・ウェビナー」が34.6%、「専門サイト・ブログ」が30.7%だった。

生成AIの利用は「業務の効率化」が目的

生成AIをSNSで利用する主な理由としては、「顧客対応」と「コスト削減」がそれぞれ全体の28.9%を占め、次いで「コンテンツ制作の効率化」が18.2%、「コンテンツの量を増やす」が17.4%だった。

生成AIをSNSマーケティングで活用している分野としては、「アイデアの創出」が49.6%。次いで、「校閲」が42.1%、「画像生成」が35.5%と続いた。

生成AI活用の効果「コンテンツ作成」と「顧客対応」で実感

生成AIを活用したSNSマーケティングで最も効果を実感したことは、「コンテンツ作成の効率化」で34.7%、「顧客とのコミュニケーションの活性化」が33.1%と続いた。

 SNSマーケティングで生成AIを使いこなすために求められるスキルは、「効率的に活用し、作業効率を向上させる」が46.3%、次いで「人間ならではの独自性を加え、魅力的なコンテンツを作成する」が38.8%という結果になった。

調査概要

• 【調査方法】インターネット調査
• 【調査対象】SNSアカウント運用に生成AIを利用している人
• 【調査期間】2024年12月
• 【調査機関】株式会社ビズパ
• 【有効回答数】n=132 ※質問により変動
• 【回答者の性別・年齢分布】