Supershipが広告クリエイティブ生成AIシステム開発、一貫したブランドイメージを表現

KDDI、Recursiveと共同で、マーケティングと広告業務に試験導入し業務工数を50%削減

デジタルマーケティング支援とデータソリューションのSupershipは、KDDIと、AI(人工知能)開発のRecursiveと共同で生成AIを活用した広告クリエイティブ生成システムを開発してKDDIでのβ版テストを完了したと1月31日に発表した。KDDIのデジタルマーケティングと広告業務に試験導入し、ブランドイメージに合致したデザイン考案など関連業務工数を50%削減した。KDDIグループは自社業務にシステムを導入する。

一貫したブランドイメージを表現する広告クリエイティブ生成AIシステムの概要

KDDIのブランドガイドラインや、auブランド指針「au VISUAL IDENTITY」に遵守する一貫したブランドイメージの広告バナー画像を半自動で生成し、配信実績にもとづく効果の高いクリエイティブを自動で選別する。さまざまな制約条件の考慮が必要で属人化しがちなブランド管理業務の効率化と平準化はオンライン広告を出稿する法人の共通課題と捉え、システム提供の検討を進めて広告クリエイティブ制作の効率化と高度化に貢献する。

クリエイティブ制作を効率化するサービスは従来からあるが、配信実績データ(ファーストパーティデータ)は十分に活用されず、クリエイティブ案の採否はデザイナーやプランナーが経験で判断するので、判断の精度をデータにもとづいて把握できていない。この課題に長年の広告運用実績を持つSupershipと、AI活用の経験豊富なRecursiveが協業し、ブランドとデータの両面で優れた広告クリエイティブを生成するシステムを開発した。

KDDIでのβ版テスト:au VISUAL IDENTITYの反映イメージ
選別された6つのクリエイティブ案(β版システム画面キャプチャ)
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