Z世代と上の世代でこんなに違う! SNS利用率・認知率を比較【サイバーエージェント調べ】

Z世代のSNS利用はTikTok・BeRealが成長、上の世代との違いも鮮明に。

サイバーエージェントの「サイバーエージェント次世代生活研究所」において、「2024年 Z世代SNS利用率調査」を実施し、Z世代とその上の世代が利用しているSNSおよび各世代のSNS利用率・認知率を発表した。

世代別SNS利用率(Z世代・その上の世代)

Z世代(16-25歳)が利用しているSNS 1位は「YouTube」86.3%、2位「Instagram」74.0%、3位「X」70.8%、4位「TikTok」54.8%だった。

なお、「Z世代」と「その上の世代(26歳以上)」の利用率の差が最も大きかったSNSは、「TikTok」で26.6pt。次いで、「Instagram」20.9pt、「BeReal.」20.4pt、「X」16.6ptと続いた。

世代別SNS利用率

Z世代の認知率とその上の世代の認知率の差が最もあったSNSは、「BeReal.」で54.2ptだった。Z世代の認知率は81.3%に対して、その上の世代では、27.1%だった。

次いで認知率の差が大きいSNSは、ボイス・ビデオ・テキストコミュニケーションアプリ「Discord(Z世代61.8%・26歳以上26.5%・差35.3pt)」、2023年7月6日にMeta社がサービスを開始したテキスト型SNS「Threads(Z世代71.2%・26歳以上42.5%・差28.7pt)」が続いた。調査を行った全てのSNSの中で、「Facebook」は唯一、Z世代よりもその上の世代の認知率が高く、4.4pt差だった。

世代別 SNS認知率

昨年比でZ世代のSNS利用率を見ると、「BeReal.」が8.2pt増の21.4%になっており、群を抜いた伸び率となっている。ほかにも、Z世代の間で利用率が伸びているSNSは、「TikTok」「Discord」「Threads」で、比較的新しいSNSが伸びていた。

Z世代のSNS利用率 昨年対比

上の世代(26-60歳)も同様に、昨年比でSNS利用率を見ると、「TikTok」が7.8pt増の28.2%となっており、上の世代も「TikTok」を利用している人が増えていることがわかった。

また、「Instagram」「X」もそれぞれ微増しており、微減しているZ世代と違いが見られた。「Discord」「Threads」などの新しいSNSについては上の世代においても、微増だった。

26-60歳のSNS利用率 昨年対比

調査概要

  • 【調査対象】全国男女15歳~59歳 2,884サンプル(年代・学年・性別毎に均等割付
    • Z世代(16~25歳)の高校生・大学生・社会人 1,236サンプル
    • 上の世代(26~59歳) 1,648サンプル
  • 【調査期間】2024年11月8日~ 11月9日
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