ラクスが問い合わせ管理システム「メールディーラー」にAIエージェント機能を順次搭載

第1弾で返信文を自動生成する「メール作成エージェント」提供、メール作成時間を短縮

クラウドサービス事業のラクスは、同社が展開する問い合わせ管理システム「メールディーラー」に、AI(人工知能)が自立的に作業をこなすAIエージェントの機能を順次搭載する、と7月10日発表した。第1弾でメールの返信文をAIが自動生成する「メール作成エージェント」の提供を始めた。問い合わせに応えるメールの作成時間が削減できる。

メールディーラーは、共有メールアドレスやメーリングリストアドレスでのメール対応を管理するクラウド型システム。2001年に提供開始した。複数人で担当する際に起きやすいメールの見落とし、二重対応、Cc共有メールでの煩雑化が防止できる。今回、問い合わせ対応の完全自動化に向けてAIエージェントを導入。業務の効率化を支援する。

メール作成エージェントは、受信メールの内容と担当者が入力した「返信文作成の要点」を基に、AIが適切な返信文を自動で作成。言葉遣いや表現も自然な形に調整し、メール作成に自信がなくても適した返信文ができる。今後第2弾として、問い合わせに対して最適な回答を生成する「回答自動生成エージェント」の10月の提供開始を予定する。

適切な返信文を自動作成する「メール作成エージェント」
第2弾の「回答自動生成エージェント」
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