プロだと思うフリーランスエンジニア、「技術力が高い」を上回る2つの要素とは?【スリーシェイク調べ】
フリーランスのITエンジニア向け案件紹介サービス「Relance(リランス)」を運営するスリーシェイクは、フリーランスエンジニアを対象とする調査結果を発表した。フリーランスとして大事にしていること、平均契約期間、仕事の進め方に対する意識などについて1,014人が回答している。
「即レス」に対する時間感覚、66.6%が「分単位」
まず「案件1件あたりの平均契約期間」について聞くと、「6か月~1年未満」37.5%が最多。「1年~2年未満」29.3%がそれに続いており、6割近くが1年未満の契約だ。
一方「年収別に見る案件1件あたりの平均契約期間」(専業フリーランスのみ回答)を聞くと、「年収1,000万円以上」のフリーランスは50%以上が「1年以上の契約」となっており、長期契約が安定した高収入に繋がる傾向が見られる。

次に「フリーランスとして大事にしていること」(複数選択可)を聞くと、「技術力」42.5%、「即レス」39.7%、「報連相」34.9%、「提案力」30.0%、「柔軟性」28.5%、「コミュニケーションスキル」17.4%となり、どの項目も一定数から支持された。

そこで「即レス」をあげた人に「即レスとは、どのくらいの時間感覚か」を聞くと、「分単位」とした人が
66.0%で圧倒的多数。残りは「秒単位」17.9%、「時間単位」16.1%で票が分かれるが、一般ビジネスパーソンより遥かに迅速な対応をこころがけていることがうかがえる。

また全体に「あなたが考えるプロフェッショナルなフリーランスとは何か」(複数選択可)を聞くと、「技術力が高い」37.0%よりも、「報連相ができる、レスポンスが速い」38.1%、「質問ができる、質問の質が高い」38.0%の2つが、わずかに上回った。プロの条件としては、技術力の高さより、コミュニケーションの適格さやレスポンスの速さが重視されているようだ。

調査概要
- 【調査対象】フリーランスエンジニア(20代~50代)
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2024年10月3日~10日(木)
- 【有効回答数】1,014人
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