「若者のテレビ離れ」はウソ!? 熱い支持を受ける「水ダウ」に並ぶ人気番組は?【テテマーチ調べ】
テテマーチは、Z世代・大学生を対象に「テレビ視聴」に関する調査を実施した。全国の現役大学生・大学院生350人が回答している。
部活やバイト、SNSや動画配信……テレビは「自由時間の選択肢」の1つ
まず「テレビを視聴している時間は、1週間のうちどのくらいか」を聞くと、「5時間未満」64.0%が最多。「テレビをまったく観ない」5.1%と合わせると、回答者全体のほぼ7割が週5時間未満にとどまる。逆に「30時間以上」している層は計1%ほどだった、
一方「1週間のうち、自由に使える時間はどのくらいか」という設問では、「5時間未満」22.0%、「5~10時間未満」24.9%、「10~20時間未満」24.6%との回答が多く、7割以上が週20時間未満しか自由時間がないことが判明。部活やバイト、SNSや動画配信が主流で、テレビを見ている層は、残る少ない自由時間をやりくりして視聴していると考えられる。

具体的に「好きなテレビ番組」を聞くと、『水曜日のダウンタウン』『世界の果てまでイッテQ!』に人気が集中。『月曜から夜ふかし』『それSnow Manにやらせてください』が続く形となった。トップ10には音楽番組(ミュージックステーション、CD TVライブ!ライブ!)、情報番組(ラヴィット!)もランクインしたがバラエティ番組がほとんどを占めている。一方でインタビューでは「地上波放送ではなく、YouTubeやNetflixのコンテンツのほうが尖っていて見応えがある」という意見もあったという。

「テレビを観る理由」については、「習慣で何となくつけている(家族含む)」44.9%、「好きな番組、おもしろい番組があるから」40.3%が上位で、「推しが番組に出演しているから」18.6%がそれに続いた。人気番組や推しの出演情報をSNSなどで収集し見ているケースが考えられる。

直接的に「テレビ番組の情報収集方法」を聞くと、「SNSで流れてきたり、検索して」44.9%が最多。「SNSで接触するテレビ番組の情報」では、「番組や放送局の公式アカウントの投稿」41.7%、「番組出演者の投稿」34.9%など公式情報が上位ながら、「切り抜き動画」28.6%もかなりの量を占めており、ユーザーによる(不正なものを含む)二次利用が無視できない状況となっている。


調査概要
- 【調査対象】全国の現役大学生・大学院生(大学1年生~大学院2年生)
- 【調査方法】大学サークルアプリ「サークルアップ」内のアンケートオファーによる調査
- 【調査時期】2025年3月14日~15日
- 【有効回答数】350人
ソーシャルもやってます!