レスポンシブ対応の心得!レスポンシブWebデザインサイトの作り方
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最近のWebサイト制作では、PCやスマートフォンなどのデバイスごとに複数のWebページを設けるのではなく、1つのHTMLでユーザーの閲覧環境に合わせて画面レイアウトを調整する「レスポンシブWebデザイン」を取り入れることが一般的です。
今回はニーズが高まるレスポンシブWebデザインサイトの作り方についてご紹介します。
重要性を増し続けるスマホサイト
スマホ経由でWebサイトを訪問するユーザーの増加に伴い、スマホサイトの重要性はますます高まっています。
ニールセンが2016年11月29日に発表した、消費者のマルチデバイスの利用状況によると、オンラインショッピングの閲覧・購入に利用されるデバイスの約4割はスマートフォンです。 また、大手EC関連サービスは女性のスマホ経由の利用が多く、PCもしくはスマホでサービスを利用するユーザーのうち、PCとスマホの両方、もしくはスマホのみからサービスを利用する女性は5割を超えています。
スマートフォンの広告市場も急速に拡大しており、サイバーエージェントの連結子会社であるCyberZは2016年4月20日、2015年のスマホ広告市場規模は前年比123.6%の3,717億円、2020年の市場規模は2015年の約2倍に相当する7,527億円と発表しました。
レスポンシブWebデザインサイトの作り方
【ポイント1】画像データを軽量化する
一般的にスマホはPCと比較して処理能力が劣り、通信環境も常に安定しているとは限りません。そのため、画像データのサイズが大きい場合、表示速度が遅くなってしまいます。画像データを利用する際は画質と保存形式を考慮して軽量化を図りましょう。
【ポイント2】できる限りCSSでデザインする
従来は見出しやアイコン、ボタンといったパーツをPhotoshopなどで作成することが主流でしたが、最近はCSSでデザインするケースも増えています。CSSを利用する方が画像の表示速度が速いため、Webデザインはできる限りCSSで表現しましょう。
【ポイント3】モバイルファーストで構築する
モバイルファーストとは、モバイルサイトを最初に構築する方法のことです。スマートフォン、タブレット、PCの順に、画面サイズの小さな端末からWebデザインを決めていきます。もっとも画像が小さいスマホ向けデザインが全体の共通デザインとなり、その他のデバイスのWebデザインは補完するかたちでコンテンツを作っていきます。
【ポイント4】CSSスプライトを利用する
CSSスプライトとは、複数の画像を1枚にまとめ、CSSで必要な部分だけ表示させる方法です。複数の画像を1つとして扱えることに加え、CSSスプライトによって表示速度が向上するため、CSSスプライトを積極的に利用することをおすすめします。
今、レスポンシブ対応が必要とされる理由
レスポンシブWebデザインサイトには、「更新の際に複数のHTMLを書き換える必要がない」「どのデバイスでアクセスしてもURLが同一であるため、SNSでシェアされやすい」などの利点があります。
また、Googleは「モバイルファーストインデックス(MFI)」の導入を正式に発表し、PC向けコンテンツに基づいた検索順位の評価から、モバイル向けコンテンツに基づいた検索順位の評価にシフトする方針を示しました。
スマホ経由でWebサイトを訪問するユーザーも増え、Googleもモバイル重視の姿勢を明らかにしていることから、レスポンシブ対応は必須です。
おわりに
レスポンシブデザインが現在のWebデザインの主流になりつつありますが、さまざまな端末に対応させる必要があるレスポンシブWebデザインサイトは、通常のWebサイト制作よりも構築が大変です。
既存のPC向けサイトをレスポンシブ対応させる場合は、HTMLやCSS、JavaScriptなどの大幅な変更を伴うため、独学で学ぶよりWebスクールに通った方が近道です。
インターネット・アカデミーでは、Webデザイナーコースで最新のレスポンシブWebデザインを学ぶことができます。無料体験レッスンも実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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※本記事は、インターネット・アカデミーが運営する「IT業界まるわかりガイド」に投稿された記事です。
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