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英語からの外来語は、それぞれの言葉が話せない日本人と英語ネイティブとのコミュニケーションを平易にしてくれることが多々あります。「コンピュータ」や「ハンバーガー」などは発音も似ているので誤解もなくお互いに使用することができます。

しかし、英語と発音がほぼ同じな外来語のいくつかは、日本では英語とは異なる意味になっています。そのため、英語ネイティブと日本人との間でのやりとりが可笑しなものになってしまったり、可笑しいどころかミスコミュニケーションを引き起こしてしまうこともあz るのです。これらは空似言葉(そらにことば)と呼ばれるもので、一見コミュニケーションの助けとなりそうですが、逆に間違った方向に解釈されてしまいます。その事例をみてみましょう。

・英語ネイティブの外国人が「旦那はグラマーだね」と言ったとき、彼は旦那が肉感的な身体つきをしていると言っているのではありません。英語の言葉の意味は、「感じが良い」とか「魅力的だ」といった意味です。

・あなたが外国人と「マイカー」について話しているなら、彼はきっとあなたが「単に自分が使っている車」について話していると当然ながら思うでしょう。マイカーには「自家用車」という意味はありません。

・外国人に「アイス」を注文すると

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