SEOとリンクベイトについて本気で考える | SEO Japan

SEO Japan - 2011年11月16日(水) 12:07
このページは、外部サイト SEO Japan の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「SEOとリンクベイトについて本気で考える」 からご覧ください。
最近、インフォグラフィックにはまっているSEO Japan、調子に乗ってインフォグラフィックサービスまでリリースしてしまいましたが、元はといえばリンクベイト手法の一環として始めたものでした。リンクをいかにスパムや自作サテライトサイトではなく”まっとう”な形で手に入れるか?手に入れ続けられるか?という難題はGoogleのアルゴリズムがどれだけ進化しようとも永遠のSEOの課題ですよね。さて今回はサーチエンジンランドがこのリンクベイトについて徹底的に考えてみたディープな記事をご紹介。今後のコンテンツ構築の在り方について参考になるメッセージが詰まっています。 — SEO Japan リンクベイトを作成する取り組みは、SEOの取り組みとして評価出来るのだろうか?その答えは間違いなくYESだ!ただし、リンクを獲得することが出来ないなら、それはリンクベイトではない。リンクを手に入れることが出来るなら、それは人々が価値を見出している証拠であり、検索エンジンが見返りを与えたいと望むはずである。ホワイトハットと呼ぶのであれ、倫理にかなったSEOと呼ぶのであれ、リンクベイトはとても役に立つ。 しかし、リンクベイトとは一体何を指すのだろうか?どうすれば成功するのだろうか?そして、なぜ失敗するのだろうか? リンクベイトとは リンクベイトはバイラル化を考慮して作られたコンテンツである。友達が別の友達と、友達の友達が別の友達と共有するような素晴らしい作品を作ることが目標である。 理論的には、完璧なバイラルなリンクベイトとは、全てのネットユーザーが目にするまで共有が行われる作品を指す。   上の図では、一人がリンクベイトを4人に送っている。それぞれの友達がまた4人とその作品を共有する。作品を共有した人がそれぞれが更に4人と共有を行う。4人が16人となり、16人が64人になる。64人が1024人になる。このような非の打ちどころがない配信が行われると、1108人がコンテンツを見ることになり、さらにその人数は増えていく。 優れたリンクベイトはリンクを獲得する。このリンクの本数がドメインのオーソリティを高める。少なくともSEOの理論においては、ドメインのオーソリティが高ければ高いほど、検索エンジンのランキングが上がっていく。しかし、これから見ていくように、リンクベイトを作って、成功を収めるためには工夫が必要になる。 SEOと同じように、リンクベイトを機能させるのはなかなか難しい。リンクベイトについて学ぶうちに、サイトによってリンクベイトが異なる点にすぐに気づくだろう。 リンクベイトの戦略 ここ数年、リンク構築業者は、一般的なリンク構築戦略を幾つか特定してきた。業者によって違いはあるが、基本的には次のような戦略がリストアップされているはずだ: ニュース 討論記事 批判記事 リソースリスト(まとめ記事)、ハウツー記事、インフォグラフィック ユーモアたっぷりのストーリー インセンティブ(コンテスト、賞等) それぞれの戦略を詳しく知りたいなら、トッド・マリコート氏が綴ったリンクベイティング・プレイブック: フックス・リビジッティドを薦める。 リンクベイトの左右するのはリンク SEOの目的において、私達は共有に興味を持っている。ウェブサイト、ブログ、そして、ソーシャルメディアのアカウントで自分のリンクベイトを紹介してもらいたいはずだ。リンクベイトを1万人が見ているにも関わらず、リンクが張っていないなら残念としか言いようがない。 ツイッターやフェイスブックで共有する取り組みは初めの一歩としては評価できるが、狙いはあくまでもウェブサイトとブログでパーマリンクを張ってもらうことだ。チュートリアルとインフォグラフィックの人気が高い理由がここにある。ウェブサイトのオーナーやエディターは読者の役に立つようなコンテンツのみにリンクを張る傾向が見られる。 作成に時間と労力をつぎ込む前に、コンテンツを投稿し、リンクを張ってくれそうなウェブサイトを特定しよう。ディスティルドのスタッフは、リンクベイトにリソースを投入する前に5人のブロガーから協力の約束を取り付けるよう薦めている。 星の数ほどのツイート、共有、リンクが欲しくなるかもしれないが、B-52爆撃機ではなくスナイパーのように狙い撃ちするべきである。スナイパーにはなれても、爆弾を落とすのは至難の業である。 リンクベイトがそこまで役に立つなら、なぜ他の人達は手を出さないのか? 最高のリンクベイトであっても、成功するよりも失敗する確率の方が高い。多くの人々が幻滅し、諦めるのはこのためだ。成功を収めるためには、長期的なスタンスで臨まなければならない。 リンクベイトは野球のようなものだ。プロの野球選手が現役時代ずっと10打席のうち3回塁に出れば、スター選手になり、殿堂入りするだろう。現在、メジャーリーグの出塁率は32%である。つまり、プロの選手であっても10回に7回は失敗するのだ。 過度の期待は禁物であり、全力を尽くしたなら自分を責めるのはやめよう。 オーディエンスの規模 & 人気 ツイートで、今日、知らない人のために何か善い行いをしようと私や皆さんが投稿したら、リツイートを幾つか獲得することが出来るだろう。しかし、同じメッセージを特定の人物が投稿したらどうなるだろうか? この分野の有名人、ガイ・カワサキやランド・フィッシュキン – 25から100本のリツイート カルト的な有名人、ニール・ゲイマンやアマンダ・パーマー – 100から1,000本のリツイート 世界的な有名人、レディーガガやジャスティン・ビーバー – 1,000から100,000本のリツイート 影響力が高まるため、人気は重要である。メッセージを直接伝える人数が増えれば、コンテンツがバイラル化する可能性は高まる。 ガイ・カワサキ氏と私が全く同じインフォグラフィックを作成しても、カワサキ氏はツイッターで30万人のフォロワーを持ち、また、同氏が運営するブログは世界で最も読者が多いブログの一つに数えられているため、カワサキ版のインフォグラフィックは私のインフォグラフィックよりもバイラル化する確率は遥かに高い。   フェイスブック、リンクトイン、ツイッター、またはその他のソーシャルメディアサイトでつながりを持つ取り組みの価値を見いだせないだろうか?ROIのポテンシャルを示す大事な例を挙げて説明しよう。友達と知り合いが第一世代である。友達と知り合いの人数が多ければ、リンクベイトが成功する確率は高まる(質の高いリンクベイトを配信することが条件)。 ここでのROIは売り上げではなく、影響力である。顧客を増やすためではなく、リンクを獲得するためにリンクベイトを作成し、宣伝しているのだ。影響力がリンク獲得につながる。リンクがランキングにつながる。ランキングがリード生成につながる。リードの生成が売り上げにつながる。ネットワーク作りと友達作りが投資と言える。 レディーガガになる必要はない。レディーガガなら数千もの船を進めることが出来るかもしれないが、レディーガガのファンはコンテンツを作成しない。友達作りの取り組みを同じ分野のウェブエディターとライターに集中させれば、必要とするタイプの影響力を高めることが出来るだろう。 リンクベイトが行き渡るように工夫してもらいたい。埋め込み用のコードを用意し、ソーシャルメディアの共有アイコンを加えよう。他の人にも伝えてもらえるようにお願いしよう。コンテンツを幼児でも共有することが出来るように工夫し、分かりやすいコール・トゥ・アクションを与えるのだ。3回お願いしよう。リンクベイトの前、後、そして、共有ボタンとコードで3回だ。 ノイズ ソーシャルウェブは混雑している。投稿やメッセージにざっと目を通し、注目に値するアイテムがあるかチェックしている人が多いはずだ。時間は限られているため、友達の人数が多ければ多いほど、雑に目を通すようになる。このタイプの見送られる投稿を私はノイズと呼ぶ。 [...]
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

SQL
コンピュータ言語のひとつで、データベース(RDB/Relational Data ...→用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]