キャッシュレス決済の王道は「モバイルQR」、クレカ決済を超える【電通調べ】

2024年の電通調査によると、キャッシュレス決済利用者は92.9%に達し、「現金しか使わない」は7.1%に。特にモバイルQR決済の利用が増加。

電通は、「第7回 生活者のキャッシュレス意識調査」を実施した。本調査は、生活者の決済手段の変化を把握する目的で、2018年から毎年実施されている。

キャッシュレス決済利用者は合計92.9%

「現金しか使わない」を除いた、「キャッシュレス決済利用者」の合計は92.9%。昨年から0.6ポイント減少したもののほぼ横ばいだった。現金よりキャッシュレス決済の利用頻度が高い「キャッシュレス決済派(100%~60%)」の合計は、前年から2.2ポイント増加し、80.2%に達した。    

 2024年と2023年のキャッシュレス決済推移

キャッシュレス決済利用者の中で最も利用頻度が高い決済手段は「モバイルQR決済」で34.8%。次いで「クレジットカード」(30.9%)、「現金」(18.9%)と続いた。

最も利用頻度が高い決済手段

また2024年以降、モバイル決済の利用回数が増えた人は61.1%となり、モバイル決済の普及が進んでいることがわかった。 

モバイル決済回数の増加率

キャッシュレス決済の利用頻度が高い層ほど、モバイル決済の利用頻度も高く、100%キャッシュレス決済を利用する層の60.4%がモバイル決済を利用していることがわかった。

キャッシュレス決済の利用頻度

キャッシュレス決済利用者のうち、2024年以降、タッチ決済の利用機会が増えた人(「とても増えた」「やや増えた」の合計)は50.1%だった。

タッチ決済の利用機会の増加率

調査概要

  • 対象エリア:日本全国
  • 対象者条件:20~69歳男女
  • サンプル数:1000 ※
  • 調 査 手 法 :インターネット調査
  • 調 査 期 間 :2024年12月1日~12月3日
  • 調 査 機 関 :楽天インサイト株式会社

※ 1000人に対し、性年代構成比を人口構成比(R2国勢調査)にあわせてウエイトバック集計を実施。「%」および「n」はウエイトバック後のスコア、サンプル数を掲載。

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