国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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meta keywordsをどう扱うべきかの結論 など10記事(海外&国内SEO情報)

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海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • 関連性があるサイトからのリンクってどんなリンク?
    (High Rankings Forum)

    次のような質問がHigh Rankingsフォーラムに投稿された。

    関連性があるサイトからのリンクを獲得するべきだとよく言われるが、「関連性がある」とはどんなサイトなのか?

    フォーラム管理者たちが返した回答は意外なものだった。ジル・ワーレン女史は、次のように答えている。

    「関連性のあるサイト」などというものは存在しません。リンクはリンクです、少なくともPageRankに対しては。

    関連性が重要だと言いたいところですが、グーグルに限って言えば、関連性のあるサイトからのリンクが評価されているようには思えません。

    別の管理者、ランディ氏の答えはこうだ。

    私見では、SEOにおける「関連性」が意味をもつのは、アンカーテキストに関してのみ。アンカーテキスト周辺の単語も関係すると主張する人がいるが、この理論を実証したデータは確認できていない。

    サイトの「テーマ」を検索エンジンが判断しているかというのが元々の質問の趣旨だとして、検索エンジンがサイトのテーマを検知するなんてことはSEO都市伝説の1つに過ぎないと考えておくべきだ。

    とはいえ、関連性はユーザーにとっては非常に重要なことではある。

    現状の検索エンジンに限って言えば、関連性など気にせずに、リンクが集まるような施策をすればよいということだろうか。うーむ。

  • すべてのページは、検索からのランディングページである
    (WebmasterWorld)

    WebmasterWorldで、ロングテールを狙ったページの増やし方に関する質問に対して、モデレータがとても参考なる回答を返しているので紹介したい。

    利用上の注意ページなどのいくつかの例外を除いて、どのページも潜在的なランディングページになりうる。すべてのページが、関係するトラフィックを引き寄せる見込みがあるんだ。だからできるだけたくさんページを増やしたほうがいい。

    ビッグキーワードでのアクセスを集めるために、トップページに対してだけSEOを施策するWeb担当者が多いと思うが、サイト内のあらゆるページにさまざまなキーワードでアクセスを呼ぶSEOにも目を向けてみてはいかがだろうか。

  • nofollowを使うマヌケになるな
    (Hobo UK SEO Company Blog)

    検索エンジンのロボットがリンクをたどり、PageRankやアンカーテキストを渡すことを禁止するnofollow属性を使うべきでないと述べた記事。

    自らの意思で認めて張ったリンクには、nofollowを付ける必要はまったくなく、リンク先がたとえ関連性のないサイトだとしても、マイナスな影響を受けることはないとのこと。nofollowを付けるのは、(スパムっぽいサイトのように)リンク先のサイトを保証できないときだけでいいと主張している。

    PageRankスカルプティングの無効化からもわかるように、nofollowは内部リンクにも外部リンクにも付ける必要はなく、張りたくないけれど張らざるを得ないサイトへのリンクや、有料リンクだけに付けるということである。

  • BingのXMLサイトマップの取り扱い方
    (Bing Webmaster Forum)

    Bingのウェブマスター向けフォーラムで、管理者のブレット・ヤント氏がXMLサイトマップの送信について、次のようにコメントした。

    XMLサイトマップを送信した直後にインデックスが始まるわけではない。通常と変わらないインデックスのアルゴリズムが適用される。

    XMLサイトマップ送信は、ロボットがページを発見する手助けになるが、何か特別な恩恵を受けるわけではないのだ。

  • ハッキングされてインデックスから消えた政党サイト
    (Google Web Search Help Forum)

    グーグルウェブ検索ヘルプフォーラムでのグーグル社員の発言によると、「合衆国緑の党(United States Green Party)」という政党のサイトが、ハッキングを受けてグーグルのインデックスから削除されたそうだ。バイアグラなどの薬品を売るサイトへの隠しリンクが何百と仕込まれていたとのこと。Googleウェブマスタツールから、Web担当者に通知を送っており、現在は回復している。

    同じような目にあわないように、サーバーのソフトウェアのアップデート遅れやパスワードの漏えいには十分注意したい。またGoogleウェブマスターツールにテスト導入された「不正なソフトウェアの詳細」機能や、「グーグル セーフ ブラウジング」ページで定期的にチェックするのもよいだろう。

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