ブラックなSEOで人生を失った悲惨な男の物語 など10記事(海外&国内SEO情報)
日本語で読めるSEO/SEM情報
- ブラックなSEOで人生を失った悲惨な男の物語
(SEOもっと!)「SEOもっと!」ブログさん作のSEOにまつわるフィクション小説の記事(前編、後編、完結編の三部作)。主人公の男性を襲ったような悲劇に遭うことのないように、2010年も健全なSEOに努めてほしい。と同時に、この連記事のように口コミで広まりそうなユニークなコンテンツ作りにも挑戦してほしい。
- Google検索結果ページ閲覧行動のアイトラッキング動画
(SEMリサーチ)株式会社アイレップのSEM総合研究所と株式会社レリバンシー・プラスが、専用の機器を用いて、Google検索利用者の視線の動きを調査した。いわゆる「アイトラッキング」である。次のような分析結果が出ている。
- Google検索ユーザーは「E型」で閲覧する傾向にある
- 男性ユーザーは女性よりも注視時間は短く、閲覧範囲は広い
- 検索意図と適合しないプレビュー画像は閲覧されない
普通のウェブ担当者がアイトラッキング調査を実行するのはまず無理であるから、貴重な情報になるだろう。
- リンク元ドメイン名は分散させればいいってもんじゃない
(SEMリサーチ)昨年このコーナーで、SEOmozのランド・フィッシュキン氏によるビデオを基に「バックリンク元のドメイン名の分散」の重要性を紹介した。
このドメイン名の分散に関連する記事を渡辺隆弘氏がWeb担に投稿し、ご自身のSEMリサーチでも追加情報を投稿している。リンク元ドメイン名が分散してるからといって、無条件に評価が高まるわけではないということだ。自作自演あるいはリンク購入しているのでなければ、被リンク元ドメイン名は分散するのが普通なので、特別に意識することはないと強調している。
- headセクション内に記述するタグの順番は?
(Google ウェブマスターセントラル ヘルプフォーラム)Googleウェブマスターセントラルの公式ヘルプフォーラムに、titleタグとmetaタグの適切な記述の順番に関する質問が投稿された。
headセクション内のタグの記述順に特に決まりはないが、"charset"で示す文字コード指定のタグは、titleタグやmeta description/keywordsタグよりも先に記述することが推奨される。理由は回答にもあるように、これらのタグの値が文字で書かれているので、文字コードの判定が先だって必要だからだ。そうでないと文字化けする可能性もありえる。
なお、DOCTYPE宣言はHTMLドキュメントの先頭に必ず記述するべきである。DOCTYPE宣言とは、<html>の前に置く、次のような部分だ。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
ブラウザ(や検索エンジンのクローラ)はDOCTYPE宣言を手掛かりにして、どのバージョンのHTML/XHTMLでWebページが記述されているかを判断するからだ。適切な宣言がないと、HTMLの読み取り速度や解釈に障害が出るかもしれない。DOCTYPE宣言の推奨されるサンプルがW3Cに示されているので参考にしてほしい。
- ヤフーの「正規化崩れ」の解消を確認
(インフォキュービックSEOブログ)ヤフー検索で昨年アルゴリズムアップデートをした際に、「wwwあり/なし」や「index.htmlあり/なし」の正規化が正しく認識されず、順位が下がるバグとも思える現象が報告された(ややこしいことに反対に上がるケースもあった)。
インフォキュービックブログによれば、年末に正規化崩れの解消が確認できたとのことだ。また正規化の解消後、より一層ランキングが落ち込むという現象もあったらしいが、年明けにはこちらも解決したようだ。検索結果を導き出す過程で各役割を担うサーバーの、データ同期のタイムラグが原因ではないかと推測している。
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