中小企業向けにWeb制作会社を紹介する無料のマッチングサービス「@nifty WEB販促の窓口」を、ニフティが2月18日に開始した。
大手企業ではWebサイトを活用した販促が盛んだが、中小企業では、予算や効果測定、会社選定といった部分で悩み、導入をためらっているケースが多い。「@nifty WEB販促の窓口」は、こういった問題への対応を支援するサービスだ。
まず、Web販促に関する要望(内容、予算、期間など)を担当者がヒアリングし、要件整理を補助。
次に、要件に合ったWeb制作会社を複数選定し、提案を代理で依頼する。
依頼を受けた各制作会社は、さらに詳細なヒアリングを行ったうえで、施策と見積もりを提案。その後、制作会社を紹介し正式発注という流れだ。
紹介可能な制作会社数は約100社で、担当者が実際に各地に出向いてスキルや実績を審査し選定したWeb制作会社とのこと。制作会社の紹介までは完全無料。
今後は、同社の「ニフティクラウド」など法人向けITソリューションとも連携し、中小企業向けIT活用支援サービスをワンストップで提供する方針だ。
サイトには、制作会社の現場担当者による、Web販促に関するハウツー記事、Q&Aなどのコンテンツも掲載されている。
問い合わせは「@nifty WEB販促の窓口」サイトのフォームまたは運営局電話窓口から可能。
参考リンク
@nifty WEB販促の窓口(ニフティ)
Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説
うむ。でもね、このサービスのポイント、「Webサイト制作会社紹介サービス」ではなく、「Web販促の相談窓口」というのを前面に押し出しているところなんだ。
というと?
「Webサイト制作」というと、サイトを作ることがゴールになっているように聞こえるよね?
まぁ、そうですね。
でも、Webサイトを作るというのは、何か達成したいゴールがあるからするんだよね?
そりゃそうですね。もっと売れるようにとか、もっと問い合わせが増えるようにとか。
そう。そこがポイント。サイト作りは、「販促」「営業」の手段でしかない。
そうか、「制作会社紹介」だと、作るまでしかイメージできないですからね。
そう。どんなにキレイなサイトを作っても、商売に役立たなければ意味がない。このサービスは、そこをよく理解しているね。
大事なポイントですね。
「何のためにWebサイトを作るのか」言い換えれば、「どうなればWebサイトを作ってよかったと思うのか」そこを明確にして進めるのが大切なんだ。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
Webサイト制作会社選びって、難しいですからねー。