アフィリエイターが使いたい広告素材はこれ! おさえておきたいポイントと注意点
この記事は、姉妹サイトネットショップ担当者フォーラムで公開された記事をWeb担当者Forumに転載したものです。
今回は広告素材のポイントについて解説します。アフィリエイト広告の主な素材は「テキスト」「バナー」「メール」の3種類ですが、最初は数で勝負する必要はありません。まずはアフィリエイターから人気が高い素材から準備しましょう。
最もコンバージョン率が高い「テキスト」素材
広告素材というと、最初にバナーを思い浮かべると思いますが、実はアフィリエイトでコンバージョン率が高い素材はテキストです。
テキストと言うとついキャッチコピーを考えたくなりますが、実際に使われているのは会社名、ショップ名、ブランド名、主力商品名などの「単語」で、コピーはむしろ邪魔なのです。
トップページへのリンク
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主なカテゴリートップへのリンク
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商品ページやランキングページ、季節の特集ページへのリンク
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- <a href=[URL]>クリスマス特集</a>
自由テキスト(リンク先はトップページまたはカテゴリートップ)
- <a href=[URL]>自由テキスト</a>
リンク先をトップページのみにする必要はありません。主力商品が複数ある場合は、それぞれテキストリンクを提供し、リンク先もそれぞれの商品ページを指定します。
「自由テキスト」とは、アフィリエイターが自由に広告文を設定できる素材です。リンク先URLは広告主が設定しておきます。
人気の素材なのでぜひ用意したいところですが、医薬品医療機器法(旧薬事法)などの規制を受ける可能性のある商品は、広告文言に注意が必要なので利用を控えた方が良いでしょう。
「バナー」はさまざまな用途を想定して用意を
バナーはテキスト広告に比べると効果が薄いのですが、サイトの装飾として手軽に使うことができるので、初心者をはじめ多くのアフィリエイターに利用されています。
バナーのサイズはいろいろありますが、ASPの推奨サイズも参考にしつつ、前回解説したようにニーズの高いサイズから用意すると良いでしょう。
文字だけだが並んでいると読みにくい印象になりますが、バナーを記事内に設置することで、わかりやすい印象になります。
バナーは数をたくさん登録すれば良いというわけではなく、アフィリエイターが訴求しやすい、掲載したくなる素材を用意することが大切です。また、消費者に誤認を与えるような「根拠のない表現」や「過剰表現」も避ける必要があります。
ボタン型素材
また、最近はスマートフォンからの流入が増えたこともあり、バナーリンクだと分かりやすい「ボタン型素材」も好まれています。特に資料請求など申し込みをするページへ直接移動させる場合などに有効です。色は赤、もしくは緑が好まれているようです。可能ならどちらも用意しておきましょう。
「購入する」「詳細はこちらから」「お申込みはこちらから」「お見積もりはこちらから」「お問い合わせはちら」など、商品に合わせて用意しましょう。
商品画像バナー
人気の商品については、商品画像をバナーとして提供すると喜ばれます。商品画像をそのまま登録することで、商品が手元になくても紹介しやすくなります。リンク先はもちろん商品ページです。
「メール」はシンプルなものと記事風のものを
登録者数が伸び悩んでいると言われていますが、読者数の多いメールマガジンもまだたくさんあります。テーマに合ったメールマガジンに広告を掲載してもらうことができれば、多くの人に訴求できるので、メール素材も用意しておくことをおすすめします。
HTMLが使えないASPが一般的なので、メール素材はテキスト形式で用意します。
①ヘッダーやフッターに利用できる素材の例
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①のヘッダーやフッター用の素材、②の記事風の素材、それぞれ1つずつは用意しておきましょう。
特に記事風の素材については、余裕があれば10行くらいのものと20行〜30行のものも用意しておきましょう。
今はスマートフォンで受信する人が多いので、飾り罫は過剰に入れなくても段落の区切がわかる程度で良いでしょう。
広告素材は削除不可。変更には「更新」で対応しよう
広告素材は登録したら削除することができません。削除してしまったらアフィリエイターのサイト上でリンク切れが発生してしまうからです。
素材の利用期間を設定することができるASPもありますが、アフィリエイターは短い周期で貼り替え作業が発生する素材より、長く利用できるほうを選びます。
ですが、長く運用を続けていると商品のリニューアルや商品名の変更などもあるでしょう。このような場合は「素材の更新」で対応します。
素材の更新とは、登録してある広告素材を上書きすることです。例えば、商品リニューアルであれば、新商品の画像が入ったバナー素材を作成し、同じIDで上書きします。
季節のキャンペーンやセール情報など期間限定で利用していた場合は、終了したら無難なショップロゴに上書きし、リンク先もトップページに変更します。こうしておけば、アフィリエイター側が作業をしなくても、継続的に素材を使うことができるのです。
更新前には告知を忘れずに
素材の更新を行う時は、事前にアフィリエイターにメールでお知らせをしましょう。商品リニューアルの場合は下記のように予告をします。
○月○日より、○○○○の画像が新しいものに変更になります。アフィリエイターの皆様には、リニューアルした○○○○をさらに訴求していただけますと幸いです。
また、リンク先を含めて変更になる場合は、3営業日前には連絡をしましょう。
○月○日にセールが終了します。終了後、セールページは削除されてしまうので、広告素材ID003とID004をご利用の方は、○日より自動でショップロゴのバナーに差し替えとなり、リンク先もサイトトップページに変更となります。アフィリエイターの皆様に作業が発生するものではありませんが、あらかじめご了承ください。
テキスト広告は自動修正ができない
テキスト広告も「更新」での上書きが可能ですが、自動では修正できません。
万が一修正が発生してしまったら、アフィリエイターへリンクの再取得のお願いの連絡をする必要があります。ですが多くの場合、気付かないままリンク切れになってしまいます。
せっかく商品を紹介していただいていても、リンクが切れていては大きな機会損失です。テキスト広告は定番のものを登録し、“差し替えは極力しない”ことを前提に運用しましょう。
ついたくさん素材を追加してしまいがちですが、管理が仕切れる範囲がベストです。登録前にルールを決めて、自動で割り振られる広告素材IDと、広告素材の追加日、どのリンク先を指定したのかなどを記録しておくと。更新時に便利なのでオススメします。
オリジナル記事はこちら:アフィリエイターが使いたい広告素材はこれ! おさえておきたいポイントと注意点(2016/06/10)
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