国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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CSSで読み込む画像をグーグルはインデックスしない

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CSSで読み込む画像をグーグルはインデックスしない
imgタグを使う (John Mueller on Twitter) 海外情報

画像検索を重視するならば、検索ニーズがある画像はCSSで読み込むのではなく、HTML内にimg要素として記述しなければいけないようだ。

CSSの指定で読み込む背景画像をGoogle検索がどう扱いについて、ジョン・ミューラー氏は次のようにコメントした。

最後に私が確認したときには、CSSの背景画像を画像検索には使っていなかった。

※筆者注: もともとの質問は、CSSの背景画像に付けた aria-label 属性のテキストを alt 属性のようにグーグルは扱うかどうかというもので、CSS画像をそもそもインデックスしないから無関係ということになる。

CSS画像をグーグルがインデックスしないのは背景画像に限ったことではなく、コンテンツ内の画像にも当てはまる。画像検索のドキュメントにも書いてある。

Google ではページの HTML を解析して画像をインデックスに登録しますが、CSS の画像はインデックスに登録しません。

  • 良い例: <img src="puppy.jpg" alt="A golden retriever puppy" />
  • 悪い例: <div style="background-image:url(puppy.jpg)">A golden retriever puppy</div>

画像検索にインデックスさせたい画像はCSSではなくHTMLの img タグで読み込ませよう。

※筆者補足: 構造化データで指定した画像もグーグルはインデックスする

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

空っぽのカテゴリページはnoindex? それともソフト404?
コメント (John Mueller on Twitter) 海外情報

カテゴリ内の商品が一時的にゼロになってしまった場合、そのカテゴリページは次のどちらの状態にしておくといいのだろうか?

  • noindex にする
  • ソフト404にしておく
    ※筆者補足: 実質的なメインコンテンツがないページは、グーグルがソフト404として自動的に処理するパターンが多い

グーグルのジョン・ミューラー氏は、次のようにアドバイスした。

ちょっと考えてみたんだが、どちらのやり方でも目に見えるような違いはないと思う。空っぽのページにコンテンツが追加されたというふうにページに変化があれば、普通はさまざまな場所から兆候を知り(たとえば内部リンクが突然現れる)、その兆候を取得してクロールに必要なときに利用できる。

自分でnoindex設定するやり方でも、グーグルがソフト404扱いするのに任せるやり方でも、大差はないそうだ。

ただし、注意点がある。noindexの状態は長く続けないほうがいいということだ。

長期間ページにnoindexを指定していると、noindexなしにしてもなかなか再インデックスされなかった経験が筆者にはあるし、同じような事例も何件も聞いている。個人的にはnoindexはあまり使いたくない(とはいえ、ソフト404のほうがの解消が早いという保証もないのだが)。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

さらに多くのGMBがプロフィール情報を検索結果から編集できるように
GMBへのアクセスが不要になる? (Google My Business on Twitter) 海外情報

グーグル マイビジネス(GMB)のプロフィール情報の一部をしばらく前から検索結果から編集できるようになっている。

検索結果からビジネスの営業時間を変更
(前回記事の画像再掲)

このたび、さらに多くの情報が編集対象に追加された。カテゴリや所在地なども今は編集可能だ。

検索結果からビジネスプロフィールを編集

グーグル マイビジネスをいちいち開くのが面倒だというローカルビジネス管理者には、GMBが不要になりそうだ。

★★★★☆
  • すべてのGMB管理者 必見!

ウェブストーリーとは? グーグルがわかりやすく解説
特徴や作り方 (Search Central Lightning Talks on YouTube) 海外情報

ウェブストーリーを紹介する動画をグーグルが公開した。

※筆者補足:「ウェブ ストーリー」は、写真や動画といったビジュアル要素をふんだんに用いて、視覚に訴えるかたちで、物語を読むように一連のコンテンツを展開していくのが特徴である(以前は「AMPストーリー」と呼ばれていた)。

そのウェブストーリーの特徴や作り方を、グーグルのパスカル・バーチラー氏が解説している。具体的には次のトピックに触れている:

  • ウェブストーリーを使用する理由
  • ウェブストーリーの作成方法
  • ウェブストーリーを最大活用する方法
  • 結果を測定する
  • ウェブストーリーの収益化
  • あなたのサイトにウェブストーリーを埋め込む
  • ストーリー作成ツール

バーチラー氏の解説は英語だが、日本語字幕を利用できる。

日本語字幕
歯車マークから「字幕」を選び「日本語」を指定すると日本語の字幕が表示される

ウェブストーリーはグーグルが普及を促進している新しいコンテンツフォーマットだ。自分のサイトと相性がいいかどうかをまず動画をもとに調べてみよう。

手前味噌で恐縮だが、ウェブストーリーを紹介するウェブストーリーを筆者は公開している。SEO観点から見た紹介なので、よければ参考にほしい。

SEO観点から見たウェブストーリー
★★★☆☆
  • コンテンツ作成がんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグル検索で使いたい便利な新ショートカットキー
「/」キーを押すと? (Google SearchLiaison on Twitter) 海外情報

最後に、Google検索で使える便利なショートカットキーを紹介する。

検索結果ページでキーボードの「/」(スラッシュ)キーを押すと、検索ボックスにカーソルがフォーカスする。検索キーワードを追加したり修正したりして検索し直したいときに役に立つに違いない。わざわざマウスを使って検索ボックスをクリックしなくても、「/」キーを押して検索キーワードを指定する一連の動作をキーボードだけで行える。

コーディングで利用するエディタではポピュラーなショートカットキーのようだが、検索でも使えるようになった。利用してみてほしい。

★★★★☆
  • すべての検索ユーザー 必見!

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