DNPと北海道コカ・コーラボトリング、プッシュ型で情報発信する自販機の実証実験を札幌市で実施
iPhoneやiPadを持つ入園者に情報を提供したり、園内でのスタンプラリーを実施
2015/1/31 12:36 モバイル
大日本印刷(DNP)と北海道コカ・コーラボトリングは共同で、自動販売機に近づいた生活者に対し、地域のイベント情報やグルメ情報などをプッシュ型で配信する次世代自動販売機の開発に向けた実証実験を、2月5~11日に札幌市円山動物園で行う、と1月29日発表した。近距離データ通信「iBeacon」に対応したDNPの情報配信サービス「Sitekicker+(サイトキッカープラス)for スタンプラリー」を活用して、iPhoneやiPadに専用アプリをダウンロードした入園者に情報を提供したり、園内でのスタンプラリーに参加できるようにする。
DNPと北海道コカ・コーラボトリングは、来園者が少ない冬季の円山動物園の集客率や回遊率の向上を目的として、園内3ヵ所の自動販売機と園内の「ネイチャーアース・カフェ」にiBeaconを組み込み、情報発信やスタンプラリーを行う。iBeaconを組み込んだ自動販売機にアプリをダウンロードした入園者が近づくと、iPhoneやiPadのスタンプラリー画面に、自動的に「スタンプ」を押す。同時に周辺の動物の詳細情報を表示するほか、札幌市内のグルメやイベントなどの情報を閲覧することもできる。DNPと北海道コカ・コーラボトリングは、スタンプラリー参加者にアンケートを行い、実用化に向けた検証を行うという。
北海道コカ・コーラボトリング
https://www.hokkaido.ccbc.co.jp/
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