Tableau Softwareが自然言語を通じたデータ分析の新しい手法「Ask Data」を開発・実装

データと対話するように簡単な言葉で直感的に質問できる機能、データに関する知識不要

データ分析プラットフォームを展開する米国Tableau Softwareは、自然言語を通じたデータ分析の新しい手法「Ask Data」を開発した、と10月23日(米国時間)発表した。人がデータと対話するように直感的に質問できる機能で、多くの人がデータと関わり、分析からインサイト(深層心理)が引き出せる。同プラットフォーム「Tableau」に実装する。

Ask Dataはキーワードではなく、ユーザーの意図を学習するアルゴリズムを使用。ユーザーの質問をTableauが理解して意図を予測し、表示するビジュアライゼーション(視覚化情報)が的確に選択できる。データに関する知識は必要なく、例えば「What were my sales this month?(今月の売上高は?)」のような簡単な言葉で質問すると回答が得られる。

Ask Dataの利用に追加の設定は不要。Tableauプラットフォームのデータソースと連携し、質問の入力だけでデータ分析が可能になる。同日公開した「Tableau 2019.1ベータ版」で試すことができる。最高製品責任者は「顧客はより直感的で自然なデータとの対話方法を求めている」とし「Ask Dataは初めて分析に携わる障壁を低くする」と述べた。

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