「AJA SSP」のヘッダービディング広告配信をファーストプライスオークションに移行

サイバーエージェント子会社のAJA、メディアは高単価案件で広告取引の機会損失回避

インターネット広告のサイバーエージェントの100%子会社で広告技術事業のAJAは、メディア向けに展開するSSP(媒体社の広告枠販売や収益最大化プラットフォーム)「AJA SSP」のヘッダービディングを使った広告配信について最高入札額を支払額にするファーストプライスオークションに移行した、と1月29日発表した。

ヘッダービディングは複数の事業者で公平な入札競争を行い、媒体社のメディアに単価の高い広告を優先的に配信する仕組み。メディアの収益が改善できることから導入が進んでいる。AJA SSPはこれまで、入札の勝者が2番目に高い入札価格に1円足した価格を落札額にするセカンドプライスオークションを採用していた。

しかし異なるSSP間で入札価格が比較できないため、最も高い価格で入札している広告主が落札できないケースが発生し、メディアは収益を逃していた。広告主も、最も高い価格で入札していながら買い付けられない場合があった。今回の移行でメディアは、高い単価案件での広告取引の機会損失が回避できるようになる。

 

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