女子小学生の親、子供が「芸能界に挑戦したい」と言ったら何割が応援する? 【テアトルアカデミー調べ】
テアトルアカデミーは、全国の女子小学生およびその親を対象とした「芸能エンタメに関する調査」の結果を発表した。芸能人になりたいか、どういうジャンルを目指すか、子供が芸能界に挑戦したいと言ったらどうするか、SNSや動画サイトの利用状況、芸能人のファッションを参考にした経験、憧れている芸能人などを聞いている。
- 小学生が今後してみたい習い事、一番人気は「動画制作」。背景にYouTuber人気? 【ベネッセ調べ】
https://webtan.impress.co.jp/n/2021/08/30/41450 - 新中学1年生が将来就きたい職業、大きく比率を伸ばしたのは女子の芸能系「声優」! 【クラレ調べ】
https://webtan.impress.co.jp/n/2021/07/19/41022
子供がもし芸能活動を真剣に考えたら? やはり応援する親が多数派
まず女子小学生に対して、「芸能人になれるとしたらなりたいと思うか」と聞くと、「なれるならなりたい」47.6%、「なりたくない」52.4%とほぼ半分に分かれた。そこでなりたいという女子小学生に「どのようなジャンルで活躍したいか」を聞くと、「アイドル」39.5%が、「YouTuber」38.7%をわずかに上回り1位だった。アイドルをあげた女子は「好きなアイドルがいるから」「可愛い洋服を着て踊りたい」「ダンスや歌が好きだから」、「YouTuber」をあげた女子は「世界中の人達に情報を発信できる」「広告収入を得たい」といった理由だった。
次に女子小学生の子供がいる人に対して、「自分の子供が芸能界に挑戦したいと言った場合、応援するか」と聞くと、「応援する」27.2%、「どちらかというと応援する」43.6%と、7割以上が挑戦を応援する姿勢を見せた。なお、「自分の子供に芸能オーディションを受けてほしいと思ったことがあるか」を聞くと、15.8%の親が「ある」と回答している。
その際に「芸能事務所に対して求めること」は、「トラブルから守ってくれる」74.2%がやはり最多で、以下「初心者へのバックアップが手厚い」49.0%、「知名度がある」36.0%が続いた。
SNS・プラットフォームは、ほとんどの女子小学生に浸透
女子小学生に「SNS・プラットフォームを利用しているか」を聞くと「利用していない」は11.6%に留まっており、9割近くの女子小学生が、すでにSNS・プラットフォームに触れていることが判明した。具体的には「YouTube」83.2%がほとんどを占めており、「TikTok」15.2%、「Instagram」10.6%、「Twitter」10.2%は一桁台に留まっていたが、女子小学生でも一定数がSNSを利用している。ただし動画を投稿した経験は、「何度もある」5.2%、「ある」4.0%で、あわせても9.2%で、YouTubeもほぼ視聴のみの利用と思われる。
そして女子小学生に「憧れている芸能人」(自由回答)を聞くと、1位「HIKAKIN」、2位「フワちゃん」、3位「NiziU」が上位となった。いわゆるアイドル・女優は4位以下に「橋本環奈」「北川景子」「浜辺美波」「広瀬すず」らの名前が並んだ。
HIKAKINに対しては「YouTubeで小さい頃から見ていて、知り合いのような感覚」「笑顔になれる」、フワちゃんには「はっきりと物事を言うことができて、かっこいい」、NiziUには「歌って踊って、可愛くかっこいい」といった理由があがった。
調査概要
- 【調査対象】全国の女子小学生、全国の女子小学生の子を持つ男女
- 【調査方法】Webアンケート調査
- 【調査時期】2021年10月25日~29日
- 【有効回答数】女子小学生500名・親500名(代理回答を含む、子供といっしょに回答)
※2022年1月26日追記:記事の初出時において、一部の図版の配置が間違っておりましたため、訂正させていただきました。
ソーシャルもやってます!