ドーモがウェザーニューズの1kmメッシュ気象データと連携するコネクターを提供開始

ピンポイントの気象データとビジネスデータをひも付け、全国展開する企業の競争力向上

企業向けクラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を展開する米国Domoの日本法人、ドーモは、気象情報サービス事業のウェザーニューズの気象データ提供・分析サービス「WxTech(ウェザーテック)」と連携するコネクターを開発して6月23日から提供を始めた、と同日発表した。指定した場所の「1kmメッシュ(四方)」のピンポイントで天気、気温、降水量、気圧、風速、相対湿度などの気象情報を取得できる。

ウェザーニューズの気象データと連携するコネクターから抽出したデータのイメージ図

 

あらかじめ指定した緯度・経度の気象情報を取得できるので、全国に店舗展開している企業は、店舗ごとに詳細な気象データとビジネスデータと組み合わせた分析ができる。例えば、各店舗の過去の周辺気象データと売上実績データを紐づけて、今年の売上予測を立てることが可能になる。生鮮食品を扱う店舗で日々の仕入れ情報や来店者の予測にコネクターを活用して最適な仕入れ数を導き、食品ロスを削減する効果も期待できる。

天気予報には、72時間先まで1時間おきの「短期予報」と、10日先まで1日ごとの「中期予報」が含まれる。Domoは製造業、小売り、エンターテインメント、ホスピタリティ、旅行業、農業など気象情報がビジネスを左右する業界で活用されており、ウェザーニューズが保有する高精度な気象データと、企業が保有するデータをDomo上で簡単に掛け合わせることで、競争力の向上や食品ロスの削減など社会問題に貢献する。

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