意外？ 社用スマホもiPhoneが圧倒的人気！ Androidの倍以上が利用されている【MMD研調べ】

MMDLaboが運営するMMD研究所は、「法人向け携帯電話（社用携帯電話）」に関する調査結果を発表した。20歳～69歳の企業に勤める経営者・正規雇用者または公務員の男女14,778人が回答している。

入れているアプリ・サービスは「メール」「検索」「メッセ」がメイン

まず「勤め先で現在利用している携帯電話」（複数回答可）について聞くと、「支給されていない」47.9%がほぼ半数。以下「会社から支給された携帯電話（社用携帯電話）」31.4%、「個人所有の携帯電話（私用の電話番号を利用）」21.8%、「個人所有の携帯電話（会社用の電話番号を利用）」5.5%となった。

大企業（従業員300人以上）／中小企業（従業員300人未満）の会社規模別だと、「会社から支給された携帯電話（社用携帯電話）」は大企業が44.4%なのに対し、中小企業は24.8%にとどまる。逆に「支給されていない」「個人所有の携帯電話（私用の電話番号を利用）」は中小企業が上回る。

社用携帯電話を利用している4,258人に「社用携帯電話の契約通信サービス」を聞くと、「docomo」41.9%が特に多く、以下「SoftBank」25.4%、「au」24.4%が僅差で並んだ。

社用携帯電話を利用している3,826人（わからないを除く）に「端末種別」を聞くと、「iPhone」60.2%、「Android」27.7%となり、iPhoneが倍以上を占める。若者人気で言及されることが多いiPhoneだが、社用携帯電話でも支持を集めていることが分かった。

具体的なスマホ種別では、「iPhone SEシリーズ」30.9%が最多で、「AQUOSシリーズ」11.2%、「iPhone 15シリーズ」6.9%がそれに続く。

さらに社用携帯電話を利用している4,638人のうち、何かしらのアプリ・サービスを入れている3,627人に、「社用携帯電話に入れているアプリ・サービス」を聞くと、「メール」66.4%、「インターネット検索」55.1%、「チャット、メッセージ」53.4%などの基本サービスが上位。今後入れたいアプリ・サービスでは、「AIサービス」22.1%、「勤怠管理ツール」16.3%、「決済」16.2%などがあがった。

調査概要

• 【調査対象】20歳～69歳の企業に勤める経営者・正規雇用者または公務員の男女
• 【調査方法】インターネット調査
• 【調査時期】2025年5月2日～7日
• 【有効回答数】14,778人（会社員・公務員の人口構成比に合わせてウエイトバックを実施）