MNOのメイン利用ブランド、「ahamo」が0.6ポイント増、満足度でも高い数値【2025年2月・MMD研調べ】

総合満足度は「povo」が741ポイントと、高い満足度をキープ。

MMDLaboが運営するMMD研究所は、「2025年2月 MNOのシェア・満足度調査」の結果を発表した。予備調査では18歳~69歳の男女40,000人、本調査ではMNO利用者2,700人が回答している。

MNO(Mobile Network Operator)とは自社回線網をもつ移動体通信事業者を指す。利用者2,700人の内訳は、docomo(n=300)、au(n=300)、SoftBank(n=300)、楽天モバイル(n=300)、ahamo(n=300)、povo(n=300)、LINEMO(n=300)、UQ mobile(n=300)、Y!mobile(n=300)。

大手通信キャリア(MNO)のシェアや満足度を調査

まず18歳~69歳の男女40,000人のうち、通信契約しているスマートフォンを所有していたのは36,836人。「メインで利用しているスマートフォン」の通信サービスを聞くと、「docomo」27.4%、「ahamo」6.6%、「au」14.9%、「povo」2.3%、「UQ mobile」8.8%、「SoftBank」10.1%、「LINEMO」1.1%、「Y!mobile」10.3%、「楽天モバイル」9.5%だった。全キャリア(サブブランドなど含む)の合計は90.9%となった。

通信契約しているスマートフォンをサブ利用している4,725人を対象に「サブ利用の通信サービスを聞くと、「docomo」23.0%、「ahamo」6.4%、「au」13.5%、「povo」7.4%、「UQ mobile」6.2%、「SoftBank」8.5%、「LINEMO」1.7%、「Y!mobile」6.8%、「楽天モバイル」13.0%で、povoや楽天モバイルの伸長が目立った。

メイン利用しているスマートフォンでMNOを利用している33,478人について、2024年9月(n=33,106)の調査と比較すると、もっとも割合が増えたのは「ahamo」0.6ポイントで、これまで好調だった「楽天モバイル」0.2ポイントを上回った。

MNOを利用している2,700人(各n=300)に「利用しているサービスの総合満足度」を聞くと、「povo」741ポイントが引き続き高い。以下「LINEMO」730ポイント、「楽天モバイル」722ポイントと、上位の顔ぶれは変わっていない。

一方MNOを利用している2,700人(各n=300)でNPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を算出すると、サービス別のNPSは、「ahamo」-17.7が圧倒的な好評を見せた。次いで「povo」-18.7、「LINEMO」-19.0が続いた。

調査概要

  • 【調査対象】<予備調査>18歳~69歳の男女、<本調査>MNO利用者
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2025年2月1日~2月6日
  • 【有効回答数】<予備調査>40,000人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施<本調査>2,700人
    ※docomo(n=300)、au(n=300)、SoftBank(n=300)、楽天モバイル(n=300)、ahamo(n=300)、povo(n=300)、LINEMO(n=300)、UQ mobile(n=300)、Y!mobile(n=300)
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