博報堂とb8ta Japanが体験型ストア「b8ta」活用のマーケティング手法「X-PROTO」提供開始

新規事業のテストで来訪者の認知から興味・理解・購買まで一連の受容性分析・検証が可能

博報堂は、同社のブランディングとイノベーション(技術革新)の専門組織「博報堂ブランド・イノベーションデザイン」が、国内で体験型ストア「b8ta(ベータ)」を運営するb8ta Japanとともに、b8ta内の展示空間を活用した新規事業のテストマーケティング手法「X-PROTO(エクス-プロト)」の提供を始めた、と7月12日発表した。関心度や受け入れられるかを検証する。

X-PROTOは、b8taの半個室「エクスペリエンスルーム」の中にブランド体験の全体像を展示で再現し、来場者が映像コンテンツや商品展示を通してサービスの全体が時系列で体験できる空間を創出。展示空間内の各ポイントで行動データを計測することで、商品・コンテンツに対する来訪者の認知から興味・関心、理解、購買までの一連の受容性の分析・検証が可能になる。

展示空間への入室者数、サイネージへの接触者数・接触時間、滞在時間、アンケート結果などを分析。購入意向層・興味関心層の属性や、コンテンツの内容に関する定量データ、商品・コンテンツ・サービス全体の改良についての定性データが取得できる。X-PROTOでは、事業の目的などに合わせた展示の設計・運営、分析に基づく改善案の提案など総合的にサポートする。

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