○○秒以内に答えられたアンケートは不正回答の可能性が高い! 自由回答・SAマトリクスそれぞれで検証【ネオマーケティング調べ】
ネオマーケティングが、「不正回答の自動排除を促進し、アンケートの精度を高める」ための取り組みを実施。
4/3 9:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供するネオマーケティングは、「アンケートの回答時間と不正回答の関連性」に関する調査を実施した。20歳~69歳の男女1,000名が回答している。
不正回答の定義
- 自由回答形式:意味のなさない文字列、悪口、設問の回答になっていない文字列
- マトリクス形式:ストレート回答(オール1.オール5等)
自由回答は5秒、SAマトリクスは1.7秒以下だと不正回答が多い?
まず、自由回答形式の回答時間についてみると、全不正回答のうち90%が「19秒以内」の回答に集約されていた。また、全体の50%は7.25秒以内、25%は5秒以内の回答となった。
マトリクス形式(複数回答)では、不正回答全体の90%が47秒以内、50%が14秒以内の回答に集約。本アンケートでは4問分の設問があったため、1項目あたり3.5秒以内の回答は不正回答の可能性が高いことがわかった。
また、マトリクス形式(単一回答)では、全体の90%が20秒以内、50%が8秒以内の回答に集中。こちらも同様に、1項目あたり2秒以内の回答は不正である可能性が高いと考えられる。
5段階のSAマトリクス形式(単一回答)では、全体の90%が27秒以内、50%が17秒以内の回答に集約。設問は10問分だったので、1項目あたり1.7秒以内の回答は不正回答の可能性が高いことがわかった。
調査概要
- 【調査方法】ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
- 【調査対象】全国の20歳以上69歳以下の男女
- 【有効回答数】1,000名
- 【調査実施日】2024年1月30日(火)~2024年2月1日(木)
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