ステマ規制から1年、約75%のインフルエンサーが「企業からの依頼方法が変化した」と回答【リデル調べ】

PR表記を徹底? 投稿前の確認フローは? ステマ規制後のインフルエンサーマーケティングを調査。

リデルは、「ステルスマーケティングに関する調査 2024」を実施した。同社が運営する「LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE」に登録するインフルエンサー250名を対象に調査している。

ステマ規制がインフルエンサーに与えた影響とは?

この1年で代理店や広告主からの依頼方法に変化があったか

まず、景品表示法における「ステマ規制」の開始から1年で、代理店や広告主からの依頼方法に変化があったかを聞くと、74.6%の人が「変化が見られた」と回答した。具体的には、「広告表記の方法がきちんと提示されるようになった」「法令に関しての注意喚起や投稿時のルールが徹底された」などの意見があった。

企業・ブランドと広告依頼などの関係性がないのに、PR表記を勝手に付けたことはあるか

また近頃は、企業・ブランドからの広告依頼がないにもかかわらずインフルエンサーが勝手に「#PR」のタグを付ける、いわゆる「勝手広告」といった事例も増えている。実際にそのような経験があるかを聞くと、96.4%の人が「勝手にPRを付けたことはない」と回答。「ある」は3.6%にとどまったが、中には「ステマの線引きがよくわからず、投稿義務がないものにも付けてしまった」といった意見もあった。

ステマ規制がインフルエンサーとしての活動にどのような影響を与えたか

インフルエンサーとしての活動に対し、ステマ規制がネガティブな影響を与えたと思うかを聞くと、85.4%が「ネガティブな影響はなかった」と回答。「ネガティブな影響があった」と答えた人の中には、「投稿前の確認フローが増えた」などの声が見られた。

調査概要

  • 【調査期間】2024年9月5日〜9月13日
  • 【調査対象】LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE(LIW)に登録するインフルエンサー35,000人より先着有効回答者250名
  • 【平均フォロワー数】約3万
  • 【男女比】男性10% 女性90% その他・無回答0%
  • 【調査方法】オンライン
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

ビューアビリティ
インターネット広告が「閲覧者が見られる状態にあるか」の観点と、それを確保するため ...→用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]