クレカ不正利用被害者の生々しい声! 明細を確認するより「カード会社からの連絡」で初めて気付く【Cacco調べ】
補償されなかったケースは13.3%で、10人に1人が補償を受けられていない。
10/23 8:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
かっこ(Cacco)は、「クレカ不正利用における消費者実態」に関する調査結果を発表した。不正利用被害に遭ったことがある全国の20歳以上の男女400人が回答している。
10人に1人が補償を受けられない実態
まず「どのようにクレジットカード不正利用が発覚しましたか?」を聞くと、「カード会社からの連絡」44.3%がもっとも多く、「利用明細の確認」41.5%をわずかに上回った。
「不正利用の被害額」は「1,000円~3万円未満」がボリュームゾーンで全体の47.1%を占める。「1万円~3万円未満」の被害額が25.3%、「1,000円~1万円未満」が21.8%と多い。
「クレジットカード不正利用は、補償されましたか?」と聞くと、「受けられなかった」という人が13.3%存在。その理由としては、「不正利用発覚から60日以上経過していた」「カード券面に署名がなかった」といった理由が多くあがった。
そこで「クレジットカードの不正利用に対する主要な対策」を聞くと、「カード明細の確認」66.0%が最多で、「利用通知サービスの登録」42.8%、「怪しげなサイトではカード情報を入力しない」37.0%といった対策が続いた。年代別で見ると、おおむね傾向は同じだが国が推奨している「EMV3-Dセキュアの登録」については、20~40代は約30%が登録している一方、60代以上はわずか16.3%にとどまった。
調査概要
- 【調査対象】ネットショッピング利用者でクレジットカード不正利用被害に遭ったことがある全国の20歳以上の男女
- 【調査方法】インターネットリサーチ
- 【調査時期】2024年9月
- 【有効回答数】400人
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