7割以上が「職場のストレスが原因で転職を検討」、最も多かった悩みの種とは?【労務SEARCH調べ】
約半数の企業が「従業員のメンタルケアを実施できていない」という実態が明らかに。
10/25 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
エフアンドエムネットは、管理部門向けのビジネスメディア「労務SEARCH(労務サーチ)」にて、職場のストレスに関するアンケート調査を実施した。20代以上の男女300名が回答している。
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職場におけるストレス要因、トップは「上司との人間関係」
まず、職場でストレスを感じることがあるかを聞くと、「ときどき感じる」が47.3%、「頻繁に感じる」が30.0%、「たまに感じる」が18.3%となり、合計で95.6%がストレスを感じていることがわかった。
具体的にどのような場面でストレスを感じるかを聞くと、「上司との人間関係」が19.7%で最も多く、以下「同僚や部下との人間関係」が15.3%、「仕事量が多い」が15.0%と続いた。
約72%が「職場のストレスが原因で転職を考えた」
また、職場でのストレスが仕事への集中力やパフォーマンスに影響するかどうかを聞くと、「どちらかと言えば影響する」が54.4%で最も多く、ついで「とても影響する」が30.3%となった。合計では84.7%の人が「影響する」と答えている。
職場のストレスによって転職を考えたことがあるかという質問では、72.0%の人が「ある」と回答した。
約半数の企業が「従業員のメンタルケアができていない」
続いて、会社で従業員のストレス対策がおこなわれているかを聞くと、「おこなわれている」は26.0%、「おこなわれていない」は55.3%となり、半数以上の企業で従業員のメンタルケアに対応できていない実態が明らかになった。
ストレス対策がおこなわれていると答えた人に対し、具体的にどのような対策が実施されているかを聞くと、「ストレスチェックの実施」が64.1%で圧倒的に多い結果に。相談窓口の設置や面談の実施をできている企業は少なく、改善の余地があることがわかった。
調査概要
- 【調査対象】20代以上の働く男女300名
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査期間】2024年9月24日~2024年9月25日
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